デザインは、背中にタイトル、作演出家、仲代さん、無名塾が英語表記で入るのが基本です。


『マクベス』のように仲代さんが書かれたカタカナの場合もあります。『ロミオとジュリエット』の時は能登バージョンはポスターと同じカタカナタイトルでしたが、巡演用は英語になりました。手前味噌ですが、どちらもイイですね。


その他の要素としては演目を意識したカットなんかをあしらってます。色は2色。紙の印刷のようにはいきませんが、希望を言って塗料を組み合わせ、練り合わせて近づけてもらっています。色校は出ないので版下データを作ったらあとはおまかせ。頼んでいるのはずっと清水色彩さん。お会いしたことはないんですが、とても真面目な方で工夫もしてくださり安心です。ネットで同じようなプリントしてくれる所はたくさんありますが、直接電話で話せるし、色が微妙な場合は布地に刷った見本を送ってくれます。ジャンパー自体の色は黒が落ち着くってことで黒。
で、今回の『おれたちは天使じゃない』はこうなりました。

ジャンパーは出来上がったら巡演中の旅チームに直接届きます。こちらには見本はしばらくこないので、旅先に誰かのジャンパー姿を撮って送ってください と頼んだところ
…おそれ多いです。デザインはちょっと冒険でしたがいい感じに仕上がりました。
東京公演は3月5日から13日まで世田谷パブリックシアターで。観劇前後と休憩中に動きまわってるスタッフの背中にも御注目ください。
それから、もう売り切れの日が多いようなんでチケットはお早めに!
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