2016年06月26日

大女優は撮らない、撮るかどうかはファッション次第だ

「私たちはいつもビルのために着るのよ」は
プラダを着た悪魔のモデル、ヴォーグの編集長アナ・ウィンターの言葉。

まっ青な作業服の上っ張り。二十何代目かの自転車。ニコンのアナログカメラ。カーネギーホールの上にあるスタジオが住処。50年以上ファッションをスナップでとらえてきた、写真家のビル・カニンガムさんが亡くなられました。
三年くらい前だったか、映画評論家でイラストレーターの石川三千花さんとお仕事の打合せした時の事。帰り際に図に乗って
「最近何かオススメ映画にありますか?」とお聞きしたら
「これが面白かったのよ〜」とチラシを渡されたのが
「ビル・カニンガム&ニューヨーク」
ビル・カニンガムさんのドキュメンタリー映画です。スゴク良かった。

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当時ワンディのコンタクトをしていたので、毎月のように駅前のメガネ屋さんに行っていました。そこにいつもちょっと攻撃的で面白いファッションの女の人がいたので
「今日も服が面白いね」と言うと
営業笑みで「ありがとうございます」と返してきました。それで
「ビル・カニンガム&ニューヨークっていう映画観た?面白いよ」ってつい喋っちゃったんですが、はじめて交わした私的な内容の会話がビル・カニンガム。あまりにも唐突だったのか引いていました。
彼女観たかなぁ。観ればいいのに…。今日の訃報のニュースを偶々彼女が目にし、奇跡的にオレの言葉を思い出さないかな。
ともかく観てない人はぜひ! マニアックでアーティスティックでスタイリッシュでファッションだけじゃなくデザインの本質がわかる映画。それとちょっとオシャレがしたくなるかも。
posted by gutter at 15:46| Comment(0) | 日記
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