2008年12月22日

いい舞台。いい女優

どちらかといえば異色といわれる女優さんの素晴らしい舞台を立て続けに二本観ました。
高泉淳子さんの「ア・ラ・カルト」と竹内都子さんの「月夜の告白」です。
「ア・ラ・カルト」は今年20周年だそうで、レストランを舞台に大人の男女の短いお芝居と音楽から構成されています。熟練された大人のショーです。役者が芝居も歌もうまいところへもってきて歌唱力抜群のローリーが入ってるからこりゃ魅せますわ。それからお客さんが毎年通っている人が多いようで実にあたたかい。皆さんこのショーすごく楽しみにして来ている感じがしました。

実はワタクシ大昔、高泉淳子さんの初舞台を早稲田の大隈講堂裏のテント芝居で観てます。その当時、早稲田の劇研が世代交代時期にあたっていて、劇研の下級生がいくつかグループを作り活動し始めていました。第三舞台もそのうちの一つですが、高泉さんも白井さんや吉澤さんらとともに遊機械を結成しました。正確には別の名前だったのですが、その遊機械の前身の旗揚げ公演で高泉さんを観たのです。内容は忘れましたが三つ子がはいってるかのような大きなお腹の妊婦の役でした。今も魅力的ですが当時はとても可愛かったです。
それから遊機械になって第一回公演のチラシがコレ

yu1.jpg

これは持っている人少ないでしょ。演劇関係者が事務所にくると見せびらかすチラシの中の1枚です。
これが25年前。そこから5年経って「ア・ラ・カルト」はじめて、さらに20年。熟練され成長している高泉さんはステキですなぁ。積み重ねの実力は一朝一夕にはできません。積み重なってない自分が情けないです。

ミヤちゃんの方は旦那さんである菅原さんと夫婦二人芝居の作品です。水谷龍二さんの作・演出なんですが、台詞が実に素晴らしく、その台詞を操る菅原大吉さんと竹内都子さんの二人も素晴らしく、うなりました。
公演とベンチだけの二人芝居。1時間40分あっという間でした。
会場が来春閉鎖されるシアタートップス。この小さな劇場は新宿駅から近くて、しかも面白い公演が多かったのでよく見に来ました。やる側も予約がいっぱいで借りるのも大変な劇場。なのに無くなる。テナントが全部変わるそうです。文化とテナントを同じ土俵で考えてはいけません。芝居は面白かったのですがなんとも寂しい限りです。
posted by gutter at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇
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