2013年05月11日

Every Good Boy Deserves Favour

先日の無名塾の公演は50人限定の40回公演なんで、延べ2000人が観たことになります。この間チラシを納めた「良い子にご褒美」は2000人入るサントリーホールで、なんと一回公演。どちらも観客は2000人。50だけで観るのも、1回しかないのを観るもどちらもめったにない事なんだと思います。
「良い子にご褒美」は日本初演です。打合せの時、本邦初演はないよね、ないでしょうっていうやりとりが面白かった。本邦、邦?って何?調べると邦とは国の事。はっきりとは知らなかったです。いま邦人とかしか使わないですね。本邦と言ったら初めてな感じだったのにどえらく大昔になりました。

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これは池辺晋一郎先生の企画なんですが、演劇と音楽が互角に組んでるとこが他にはない所。ミュージカルや音楽劇だとオーケストラピットがあってその後ろの舞台でお芝居があるのが普通ですが、良い子はフルオーケストラが普通にいて、その隙間に演技スペースがあって同時に進行するんだそうです。フルオーケストラと演劇が一緒にやるもんだから今まで誰も出来なかったんでしょうね。池辺先生も今までで2回やろうと思ったけどダメだったとおっしゃってました。今回は昴の方達が演技の方をやられます。いや〜まだ誰も観たことがないので実際はどうなるんでしょう、楽しみです。しかし、1ヶ月お稽古しても1回しかやらなくてフルオーケストラ、なんとも贅沢で壮大。しかもトム・ストッパードの脚本でアンドレ・プレヴィンの音楽だなんて、なんとも豪華。トム・ストッパードは戯曲だと「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」映画の脚本だと「恋に落ちたシェイクスピア」などで有名なイギリスの脚本家、アンドレ・プレヴィン「はマイ・フェア・レディ」など4回もアカデミー賞とってる作曲家でピアニストとしても指揮者としても有名な方。演劇ファンも音楽ファンも必見です。内容は旧ソ連が舞台で、二人の囚人にまつわるどっぷり社会派のお話。
でもなんでタイトルが「良い子にご褒美」? どうしてでしょうか?
牢屋から出られるとしても、どっちかって言うと悪い子にご褒美なのに…なぜ?
それは五線譜の線に引っかかる音には英語の名前がついていて、下から読むとE、G、B、D、Fになるそうです。つまりEvery Good Boy Deserves Favour つまり「良い子にご褒美」。内容には全く関係ないですよ。わかんねぇ〜、わかんないよストッパード。でもシャレててこういうの好き。それこそ本邦にはない感覚のタイトルの付け方ですわ。
イラストは村田篤司さんに描いていただきました。フランス映画みたいで素敵ですね。
posted by gutter at 17:36| Comment(0) | 演劇
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