2018年10月31日

100円はどこでもらうの?

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ちょっと前の話です。6月にやった公演の打ち上げで、新品の百円紙幣が入った大入袋をいただきました。だいたいは硬貨が入っているのでビックリしました。実は10年以上前に1度もらった事があって今回二回目なんです。もしかしたら、もしかしたらですが静かなブームなのかも。こういう気遣いはとっても嬉しいです。
100円といえば、100円硬貨もなんとなく集めています。
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なんとなくと言ったのは、買い物なんかで普通にもらったものだからです。つまり流通してて…手にした時に入れたものです。アレッ?これ違うなって感じで。以前は注意してるとけっこうあったんです。東京オリンピック、札幌オリンピック、万博、沖縄海洋博、稲の100円玉に鳳凰の100円玉。(鳳凰は年配の方にもらいました。)それから、関空開港の500円硬貨もおつりでもらいました。なんとなく普通にもらうと嬉しいですね。
陛下が代わられるのとオリンピックがあるので来年再来年は記念硬貨が作られることでしょうね。できれば大事にとっておくばかりじゃなく、少しはお金として使ってほしいなぁ。オレは勇気がないけど…。
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2018年10月16日

海岸の家

前に「芭蕉と小さいおうち」で書かかせていただいた大叔父の中村俊定先生の娘さん(T子さん)が亡くなられ、(娘さんといっても米寿の方ですが)お葬式に行ってきました。いつもニコニコしていてやさしい叔母さまでした。父親の従姉妹にあたります。なんどか家にふらっと遊びに行きました。応接間のある洋室付き日本家屋と猫。そして、おばあさまとT子さん。今思うとけっこう遠縁なのにずうずうしかったです。
http://gutter-info.sblo.jp/article/105002340.html
↑ところで唐突ですが、
この時の任侠家系のお話の続編です。
父親のひいばあさんの妹か姉かが清水の次郎長の兄弟分の女房だったという人なんですが、最近『次郎長三国志』を読んで少しわかりました。
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名前は、おきた。「形ノ原の斧八」親分の女房でした。でしたんですが、今回調べたら、このおきたさん、金のことになると親も亭主もない相当なドケチ。亭主が賭場で稼いだ金をせっせと隠して自分のへそくりにして知らん顔。ある時、次郎長の奥さんのお蝶さんが、一家と旅の道中に瀬戸で病気になってしまい動けなくなったんです。さすがの次郎長親分も旅先なので次第に薬代もなくなり、金策つきはて困っていました。それを知ったご先祖斧八親分は人肌ぬごうと思い立ち、おきたにへそくりの金を出してくれないかと頼みます。でもおきた、そんな人の女房のこたぁ知ったこっちゃない、と頑強に拒んで首を縦にふりません。結局、斧八はおきたから力づくで三両のへそくりをふんだくって…「畜生!泥棒〜!」と言う声を尻目に20里の距離を走り次郎長に届けた とか。それから兄弟分になったとか。美談ですが、血の繋がっている祖先はドがつくケチだそうで…はい。

という江戸、明治は置いておいて、昭和の市川家のお話。父親の兄弟が7人、祖父の兄弟も7〜8人(うろおぼえ、この中に中村俊定先生も入ります)いらっしゃるので親戚が多く、お正月や法事には「海岸」と呼んでいた祖父母が住んでいた家に集まったものでした。T子さんもよくいらしてた。どこかの富豪の別荘だったという明治の建物です。広い庭と蔵と離れ、父親の兄弟はみなこの家で育ちました。うちの父親が20年以上前ですが、亡くなった時にお通夜をやったのが最後。その後、市の移転計画で壊されて、今はアピタになっています。
今回T子さんの式で従姉妹や、また従姉妹に会い、ブログを見てくださっている話も出たので、取り壊される直前に「海岸」を撮った写真を、知ってる全ての人に贈ります。日差しが強い日にポジで撮ったので、画像が荒くすみません。
そうそう、上がると三畳のたたみが敷いてあった広い広い玄関の右横にあった下駄箱覚えてますか?今直してうちにあります。

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タグ:蒲郡
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2018年10月14日

猫女房と小宮さん

コント赤信号の小宮さんとの出会いは、テアトル・エコーの公演『お手を拝借!』でした。ラサール石井さんの作・演出で小宮さんが客演、2009年のことです。お二人とも養成所の大先輩でもあり、撮影の時は緊張しました。

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それから3年経った2012年の春、突然連絡があり、そこから小宮さん主催のお芝居をお手伝いするようになりました。ひとり芝居シリーズの三本目『先代』のチラシ制作です。ほかのデザイナーが今までやっていたチラシも良かったですし、自分がやった『お手を拝借!』の時も良い悪いは言われなかったので、なぜ声をかけてくれたのか不思議でした。が、とにかく嬉しかったです。チラシは10月の中旬に出来上がりました。

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「良かったね…うちの奥さんもチラシいいって言ってたよ」
「似顔絵が今までにない感じでいいって」「猫もいいって…」
「…あっはぁ…」奥さん…
良いと言われるのは嬉しいんですが…突然奥さんの事を言われたので…なんて答えたらいいのかわかりませんでした。仲がいいんだな くらいに思っていました。

2013年になって、ひとり芝居の三本立てをやることになりました。

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それで自分がやってない過去の二本(『接見』『線路は続くよどこまでも』)の舞台写真もパンフのために選ぶことになったんです。代表作の『線路は続くよどこまでも』の舞台写真を一緒に選んでいた時の事です。大量の写真がおさめられたファイルをめくると、誰かが以前に選んだらしく、良い写真にセレクトした三つのマークが付いています。丸、三角、二重丸。一つは小宮さん、もうひとつはカメラマン…
「小宮さん、この二重丸は誰のマークですか?」
「あっ、女房の」「女房がけっこういいの選んでるんだよねぇ」「……」
結局、選んだ写真はすべて二重丸のものになりました。本当に良い写真ばかりでした。この時の「女房の」という小宮さんの言葉が、なにか遠い感じがして、もしかしたらと感じました。

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最近小宮さんの出された本『猫女房』を読んで、奥さんが亡くなられたのは2012年の10月末ということがわかりました。まだ42歳、長い闘病生活だったようです。2012年の10月末といえば、『先代』のチラシが出来たすぐ後です。『先代』の舞台は観られませんでした。具合の悪い事は誰にも言わないでほしいと奥さんに言われていたそうですが、一番大変な時に会っていながら悼みを感じとれないマヌケでした。
本はとてもとても愛情溢れる本。近くにいる大切な人が病になった時に読んでほしい本です。奥さんとはお会いした事はないけど、『先代』のチラシで、座布団横取りしちゃってる猫を出すアイデアは、猫が大好きだった奥さんが贈ってくれたのかもしれないな、と思っています。

最後のは2015年のチラシです。奥さんが大好きだった『線路は続くよどこまでも』のチラシも見てほしかったです。
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2018年08月22日

忽ち…平らげる

夏にお世話になっている方へ贈るお中元は毎年ふるさとの蒲郡の品を贈っています。海老せんべいです。今年もお中元は蒲郡の“海老萬”さんから海老せんを贈りました。
https://ebiman.co.jp/index.php
いまはもう無いんですが、ふるさと蒲郡の海の近くに父が生まれた家がありました。板塀の囲まれた大きな家で、立派な冠木門と蔵、広い庭の隅には離れがある明治の平屋の建物で、親戚中では“海岸”とよんでいました。だいたい田舎って名字がみんな一緒だから地名で呼びますよね。
「お父さんどこ行くって?」
「海岸行ってから五井まわるって言っとったよ」
「ほ〜かん」
みたいな感じ。昔は誰かの別荘だったようです。その海岸でよくお茶うけに出たのが、海老萬の海老せん。中でも祖母が“特上小花”という、ちょっと高級なおせんべいが好きで、たまにねだって数枚食べさせてもらってたんですが、これがもう絶品。1mmないくらいの薄さに凝縮された密度の濃い美味しさ。海老せんの常識が覆ります。で、その味が忘れられず皆さんにすこしだけ贈っているというわけなんです。特上小花とその他大勢ですが…

なんですが…仲代さんには新潟の冷蔵黒崎茶豆を贈っています。お一人暮らしされてる時に、小腹がすいたらちょっと食べられるものはどうかな…なんて浅はかな思いつきで。これは冷蔵でして、しばらく置いておくだけで美味しいんです。そうしたら、先日なんとなんと直筆の素敵なお葉書を頂戴いたしました。

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忽ちもいいし、平らげるも素晴らしい。流石です。家宝にしようかな。
忽ち平らげてくださるモノで良かったです。

仲代さん関係は前にポスターを集めていると書きましたが、パンフレットも珍しいものをみつけると手に入れています。野獣死すべしは穴が惜しいなぁ。

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タグ:仲代さん
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2018年08月11日

本棚がお気に入り

本棚に並んだ本を眺めているのが好きです。人の家に遊びに行ってもつい本棚を見ちゃいます。見ていい〜って聞きますが…。図書館や古本屋に行った時なんかは、本棚の並んでいる横道に入るとなぜか落ち着きます。本棚と本棚の隙間にすべり込み、居心地のよい並びまでカニ歩き…気に入ったジャンルの本たちを眺めるのがまずいい。掘り出しものを求めてじっくり選ぶのも楽しいし、ジャンルや作家で固まったラインアップをちょこちょこ読むのもいい。ジャケ選びも大切です。一冊の本より本棚が好きなのかも。決まった本をネットで買うだけじゃつまらない。

実家の二階には16畳ほどの書庫があり、帰省すると本棚の間をブラブラします。母親が「スリッパはいた〜」「ストーブつける?」「掃除してないから〜」とかなにかと下から大声で言ってきますが、構わずブラブラします。本棚好きのルーツは実家の書庫にありました。
父はとにかく本が好きな人で、本をとても大切にしていました。亡くなった時に、この街で一番の蔵書家で色んな事を教えていただいた、と駆けつけた市長さんからお悔やみをいただいたほど。父の本屋ブラブラもとにかく長かった。1時間なんてザラなので、つきあってた母がよく我慢したなと思っています。父とはあまり本の中身については話をしなかったんですが、『チボー家の人々』が好きなのは知っていたので全集の何冊かをお棺に入れました。それからそれから、持ち主を無くした本のほとんどは、演劇や文学、絵などのジャンルを残し、神田の古本屋さんに持って行ってもらいました。

さて事務所の本棚。基本的に仕事の本と資料しかなく、父の書庫とはずいぶん趣きが違いますが、チェーホフやシェイクスピアは実家から持ってきています。残した本が大活躍。パンフをつくる時なんかの度に母に送ってもらっているんです。父とはチェーホフやシェイクスピアの話をしたことも無かったんですが…とても役だっています。

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そのほかは新しい本はないんですがイラストや美術、演劇なんかの資料
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隣に小5の女の子が住んでいて、学校帰りに鍵を忘れるとうちの事務所でママ待ちすることがチョクチョクあります。そんな時、彼女が読む本がなくて困ります。
ちょうど高学年用のがないんです。彼女が使ってる本棚とはだいぶ違うんでしょうね。
まぁでもこんなのが落ち着くな。こんな本棚をブラブラしたい人はぜひ!

最後のは家の演劇と映画の本棚。本棚も実家にあったもので気に入ってます。
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2018年05月29日

河野鷹思さんの初期の作品にホレボレする

5年くらい前だったかな?事務所のSが持っていて、すごく欲しくなりすぐ買ったのがコレ。河野鷹思初期作品集。素晴らしいです。
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ほんとにほんとに素晴らしい。いま持っているすべての画集や作品集の中で一番ですね。どんなに高くても買う本。この作品集は、河野さんが松竹キネマ座に所属していた頃の映画ポスターや広告などが掲載されています。斬新なデザインが社内でも映画監督達にも好評で、自由にのびのびとやれたようです。また、中に載ってるエピソードもとても面白いんです。小津監督の名前を入れ忘れたり…あぁお気持ちわかります。5度くらい体温下がっただろうな〜。

河野鷹思さんの事は、お恥ずかしいかぎりですが、独立する前の会社時代は知りませんでした。その河野さんを知らない時に作品に出会ったのです。(この話は以前も書きましたが…)
20年くらい前です。大勢で越後湯沢にスキーに行った時のこと。みんなで晩ご飯の後、温泉町の商店街をブラブラと散歩してました。そこに、お土産屋さんにまぎれて小さなしょんぼりとした古道具屋さんがあったんです。骨董と古本と昔の雑貨やら絵はがきやらなんやらかんやらゴチャゴチャした店。このゴチャゴチャでほこりっぽい収拾つかない店にこそ掘り出しものがあります。奥に商売っけのないオヤジが退屈そうに座っています。パソコンいじれないタイプかな。4人くらいでお店をのぞいてたんですが、みんなは時間をもてあまして出たそうにしてました。もうちょっと待ってて〜とみんなに声かけて物色してところ、古道具のスキマでに紙の束がつっこまれてました。おっこれは?戦前の映画広告のようです。値段はついてませんがビビっときました。
「これ、おいくらですか?」なんとなくさりげなく聞いてみる。
冷やかしだと思ってたところに不意をつかれてビックリするオヤジ。
怪訝そうな悩んでいる顔。しばし静寂…この間合いが面白い。
あきらかに自分の知らないジャンルを思いがけず聞かれた体です。
「…まとめて1000円で…どう?」「買います」即答「○×△さんが〜」なんやらかんやら言ってましたが、聞かずにすぐ払いました。

広告が8枚くらいありました。状態もいいです。なにやらKOHの印がついてます。帰って調べると。KOHは河野鷹思さんのサイン。初期の作品が4枚もありました。事務所でSに見せるとビックリ。本物をはじめて見たようです。特色三色刷り。シルクかもしれません。

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1930年製作、小津安二郎のサイレント映画「お嬢さん」栗島すみ子主演です。田中絹代さんも出演されてます。その時併映された「薩南総動員」、それから1931年の上山草人主演のサイレント映画「愛よ!人類と共にあれ」と、1934年のトーキー映画「日本女性の歌」。どれもタイトルデザインが素晴らしい。
それからそれから、Sのマネして作品集を手に入れて、いまやバイブル。本棚に鎮座してます。
昨日久しぶりにアイデア探しで本を開いて昔のことを思いだしました。
タグ:河野鷹思
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2018年03月21日

隣のトルコ人

ドシン、ドシン!最初は地震かと思ったくらいだ。建物が壊れそうなくらいの…震度4くらいの揺れが来る。事務所は二階なんだが、本棚もMACも揺れる。地震は12時きっかりに終わり、13時ちょうどにまた始まる。事務所の隣家の解体工事が先週から続いているのだ。

昨日の15時頃、ゆるやかにピンポンが鳴った。「ピ〜ンポ〜ン」
チャイムは押し方でかなり違う。
玄関開けると、あわてた感じのヘルメットかぶったアラブ人?
「ミズ、ミズ、ミズ…だしてみて。ミズ、ミズでるか〜どうかぁ〜」
なんだ?
もしやと思って彼を押しのけ、外に出て下を覗く。むむっ。隣との境に水たまりがかなり出来ていて、近くにユンボが首を上げた状態でとまっているじゃないか。むむむっ。
急いで戻って蛇口をひねると…案の定出ない。くっと彼を見上げた。
「ミズ出ない?…出ない…わかった15分…15分…すみません」あとずさりする彼に
「ウエア〜ユ〜ケムフロム〜?」
「はぁ?日本語ダイジョブ」
「どこの国の人?」
「トルコ、トルコ…15分…15分…」そう言うと、彼はあわてて階段を駆け下りていった。

15分経った。出ない

「どのくらいかかるか聞いてくださいよ〜トイレ行きたいし〜」
事務所のSが言う。で、隣をのぞくと、先ほどの彼はいなくて残されたトルコ人が二人いた。ユンボに乗ってた運転手ともうひとり。トルコ人グループの解体業者なのだ。ユンボがこちらを見上げていたので、「どのくらいかかるの〜?」と聞くと「ダイジョブ、ダイジョブ…すぐすぐ…ダイジョブ」言い方が怪しい…Sにピーコックにでも行ったほうがいいかもと言い、下に降りた。現場に行くと水は増えてはいない。これ以上の浸水はなさそうだ。隣にいたユンボがさかんに「ダイジョブ、ダイジョブ」と言うので「どのくらい?」と聞いたら「5分」と即答。…怪しいな…どこ壊れたの?と聞いたら、水道管の壊れた部品を見せてくれて、その部品を最初に来たリーダーが車でホームセンターに買いに行ったことがわかった。歩いてすぐ近所に大きな金物屋があるよ、ダメ元で壊れた部品持ってそこに行ってみたら?とすすめたけど、ユンボはリーダーより日本語が通じないので一緒に行くことにする。

「いとこいとこ」「買いに行った人?」「そう…いとこいとこ」
リーダーはいとこらしい。いとこもユンボも30代半ばかな。
「どこに住んでるの?」「カワグチ」「みんなで?」「そうそう」
自分の知ってるトルコをとりあえず右上がりでなんとなく言ってみた
「イスタンブール?」
「そ〜う!アニキスゴイねぇ詳しいねぇ」凄くはないし詳しくもないし…アニキじゃないし…
「日本にきてどのくらい?」「ン〜5年…アニキ〜」
「5年でそれかぁ?家族は?」「トルコ」
「日本どう?地震怖くない?」「アンゼ〜ン日本すごくいい」
「安全かなぁ…あっテロとか?」「…そ〜う」
そうこうするうちに金物屋に着いたけどお目当てのものは無かった。
長靴が泥だらけだったのでユンボは遠慮して店に入らなかった。

事務所に戻って、よくて1時間だなと思ってたら10分くらいして水が出るようになった。下のパン屋、寿司屋、美容院の三軒がたまたまお休みだったのが良かった。しばらくして今度はピンポンが気持ちよく鳴り「ミズ出た?」とニコニコしながらユンボが来たので「明日も来るの?」と聞いたら休みだった。トルコ人の会社だから、お昼もきっちりしてるし、労働時間なんかもちゃんとしてるのかも。

パソコンに向かい直し、トルコ人 川口 と検索したらクルド人と出た。彼らが難民なのかはわからないけど異国の土地で働くのは大変だ。家ごと無くなるかどうかに比べたら、水道管なんてダイジョブなんだろうな。

写真は数日前の夜
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2018年01月11日

成人式は15日

2018年があけました。
みなさま本年もよろしくお願いいたします。
フラダンスの犬…ただのダジャレです。
マルシーに敏感な方、個人的なオマージュと見てお許しください。
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さて、
1日は元旦です。陸王で盛り上がったニューイヤー駅伝がありました。2日と3日は母校東洋大も頑張った箱根駅伝があって、ここまで三が日。4日が仕事はじめ、7日が七草ときて8日は成人の日でした。一日一日の役割が決まっています。ですが、この成人の日は日にちが決まっていません。今年は8日ですよと言われてもピンとこないんです。去年は1月9日だったし…。
この年ごとに違う記念日になるのは、2000年から始まったハッピーマンデー制度の祝日三連休化によるものです。1999年までは御存知のように15日でした。そもそもなぜ15日かというと、この日が小正月であり、かつて元服の儀が小正月に行われていたからなんです。三連休化だけが大事なら、もういつでもいい事になり、1月に三連休がある以上の意味はなくなってしまいます。
ン十年前のこの日は北区十条の下宿にいて式には出ませんでした。愛知の実家にいれば出たかもしれませんが、大学で東京に出てきて、正月休みが終わり実家から戻ったばかりでした。浪人でしたの大学の友人とも1年ズレてたし、それと成人式は住んでる区に出席するので土地に縁がありませんでした。まぁ面倒くさかったことと「そんなもんは〜」とブッテもいたんでしょう。
部屋にいるとお向かいに住んでいる大家さんが
「イチカワさ〜ん、あなた今日成人式でしょ。出なかったの? そういうの出なきゃだめよ。ハイッ町内でアルバムがでたから使って」とアルバムを二冊持ってきてくれました。テレくさくて嬉しかったです。
ン十年前の15日です。出ても出なくても15日なんです。
ついでに、体育の日も昔は決まっていて10月10日でした。これも同じく毎年きままに三連休がかかり、去年は10月9日、今年は10月8日です。なぜ、10日なのか?これはハッキリしています。1964年の東京オリンピックの開会式が10月10日だったから。記念日なんです。体育の日の度に東京オリンピックを思いだすってステキじゃないですか。それが8日だの9日だのってあいまいでちっともクールじゃないですわ。
この10月10日は祖父の命日でもあり、法事が体育の日と重なっていました。子供心に、なんとなく休みがとられちゃうような気がして、ちょっと嫌でした。それもこれも決まった日だからこそ。
経済対策に情緒や歴史が負けた格好です。休みがあればそれでいいのか!声を大にしました。
記念日の記憶を日にちと共に大切にしたいですね。


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2017年11月02日

笑うお葬式で泣く

フェイスブックを始めた頃のこと。どこで嗅ぎ付けたのか不思議なんですが、メールも住所も電話番号も全く知らないのに、フェイスブックから知り合いではないですか?と聞かれました。
そりゃあ知ってますとも。その人はアメリカ在住の野沢直子さんでした。それから…娘の真珠ちゃんがファイターになったことや近況がわかるようになり、先日、本を書いたことを知りました。野沢さんの家族の話です。
野沢さんとは、彼女が貧乏な環境からお金持ちの生活に変わっていった頃、テアトル・エコーの養成所で知り合いました。一発屋のお父さんが失敗する度に貧乏になり、そのお父さんがいなくなって暮らせなくなり、叔父である野沢那智さんの劇団薔薇座に、祖母、母、弟と親子四人で間借りしていたそうです。「本当にお母さん、袋はりの内職とかしてたんだよ〜」とか冗談っぽく言ってました。出会った頃は、一発当てたお父さんが戻り、キャデラックが2台もある杉並の豪邸に住んでいたんですが、貧乏時代が長いから鰻の上とか絶対頼めないんだよと言ってたことを思いだします。
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養成所の頃の思い出。彼女が入った時は18歳。いつも底抜けにゲラゲラで、時に涙でビジャビジャで、太ももは橋本聖子でした。
「夏の夜の夢」の公演の時。なぜか彼女がヘレナでオレがデメトリアス。最後のシーンは舞台上手で抱き合ったまま寝てしまい、朝日で目覚めて恋人同士になって起きるという演出でした。ところがある日の事、いつもは床でくっついているのに、その時は腕を妙に突っぱっているんです。30cmくらい空間ができてたかも。どうしたのかなと思ったら、客席に大事な人が座ってました。
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「半変化束恋道中」というお芝居では主役。お束という未熟でうまく化けられない若い狐が人間に恋するお話で、これが見事に彼女にはまりました。彼女のために書かれた本のようでした。勘が良く、感受性豊かでオープン。もしNYで猿をやらずに俳優をやっていてもかなりの女優さんになっていたことは間違いないです。そういえば片岡孝夫(仁左衛門)が好きだったな。そんな事も思いだします。

当時、本をあんまり読まないと言ってたので、読みやすくて泣ける本を貸したことがありました。感想を聞くと「オウオウオウって声あげて泣いちゃったよ〜」と言って笑ってた。そんな反応が楽しかったです。お笑い好きと知ってたので藤本義一氏の「鬼の詩」を貸したこともありました。いま考えると釈迦に説法でかなりの節穴。まさか文才がこんなにあるとは…。ものごとを論理的に構築して文章にすることと最もかけ離れていて、感性だけの人だと思っていましたが違ってました。どちらも備わっていたんです。それが猿とパンクのオブラートでよく見えていなかった。そして隠れていた爪はしっかり伸びていました。
「笑うお葬式」は家族愛に満ちています。破天荒な父親と笑顔を絶やさない母親…そして…ちょっと彼女の見方が変わる一冊。ぜひ!
野沢直子さんのブログのタイトルは“小説家への道”。
なんでこんなタイトルなのかずっと不思議だったけど、すべての道は小説家へ続いていたことがやっとわかりました。
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2017年08月01日

英雄は贔屓に冷たし

スマホ初心者です。事務所のSが、いきなりピッチからiphone7へ替えるという、足軽からいきなり大名へ、いわば秀吉的暴挙にでたので…auガラケー一筋オレも負けずにスマホに。スマホにするなら事務所も家もMACなんでやはりiphoneだろう…ってことで、長いお付き合いのauへ聞きに行きました…ポイントも溜まってることだし。聞けば、なんとau歴が19年ですって!ビックリしました。長くご利用くださり〜とお礼を言われました。ですが、どうせiphoneにするならauで全ポイント使うより他の携帯会社に乗り換えた方が安いってことがわかりました!19年分のポイントがなんの役にもたたん。鼻息がフンガァ〜フンガァ〜なりましたわ。
事務所に戻ってSに聞くと、Sはアップルで本体を買って格安SIMにしたそうです。…フムフム。ほんで格安SIMを入れられるiphoneはアップルにしか売っていないそう。お値段調べるとその方が安いんで迷いなく、auに見切りをつけ離れました。携帯会社は色々迷いましたがOCNモバイルONEに。
これで目出たし目出たし…になると思ってたんですが、そこは安かろう悪かろうがありました。一番困ってるのがOCNでんわのカケホー代プラン。これってあくまでこっちからカケホーなんです。つまり、かける時には安くなる、のみ。折り返しはダメなんです!例えば電車に乗ってる時に知らない人から電話がかかってくる。出られないので降りてからかけるわけですが、着信履歴からかけるとベラボウなんで、電話番号を紙にうつしてからOCNでんわでかける、といった具合。アナログだわ。OCNでんわ機能に着信履歴残すのできないんですって。なんとかならんの? 
ところで、なんで今まで19年もauに?と思われるでしょうが、仕事してたんです、TU-KA時代に。料金なんかのお知らせと一緒に送る冊子をやってました。打ち合わせの時にdocomoの携帯もってて鳴ったりしたら大変なので、スタッフみんなTU-KAにしたんです。表紙はTU-KAの文字を毎号違うイラストレーターに作ってもらうという案が通り、2年半くらい30人くらいの色んな作家にTU-KAを作ってもらいました。19年も前ですが自由で面白かったです。
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イラストレーターの人と付き合いが多いのもここが始まりです。TU-KAのCMキャラクターのカエルも作りました。
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それ以来愛着もってauに代わってもユーザーだったのに。ほかへ移ったほうが安いなんて!英雄よさらば!いまさら桃だしても遅いよ。
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2017年07月21日

スキなコトやモノをかんがえる

珍しい鳥を見かける
ヒヨドリ、四十雀、スズメたちには悪いけど、珍しい鳥を見つけるとオシリが浮きます。
一番ビックリしたのはツミ、雀鷹という漢字をあてるようですが99%鷹、猛禽類。雀のスの字もありません。

夜道でバッタリネコの横断に出会う
見慣れたいつものネコでもいいし、新しいヤツでもいい。自転車の帰り道にたまに遭遇。子猫は心配になるから会いたくないなぁ。変な顔が好み。

小学生のグチを横で聴く
けっこうグチってます、男子二人は。隣の少四の女の子がこの間「大変だよ〜困ったよ〜」とオレにグチったのは運動会のアナウンス担当になった時。グチというより嬉しそうだったな。

印刷したばかりの本の匂いを嗅ぐ
仕事がら印刷したばかりのモノを手にすることは多いんですが、三百ページ以上のハードカバーの本がベスト。布張りならなおいい。二〜三日しか持たないな、あの匂いは。かたや、古本屋の匂いもそれなりに好き。なのにB~OFFの匂いは苦手、なんでだろう。どんな本も売れてほしい。

バスで遠回りして知らない景色を眺める
タイヤの上に足を乗せる席はダメ。一番後ろか出口の近所。景色を眺めて面白そうな店を発見しても行ったことはなし。唯一、近所にないハンバーグ系のファミレスを見かけて覚えていてそこには行った…眺めるだけにしとけばよかった。まぁバスが好き。

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事務所に向かう時、ほんの少しだけ迂回すると浄真寺の境内を通り抜けられる。この30Mが好き。
(写真は5月の新緑の頃)
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2017年05月28日

仲代さんとイチロー

日本のプロ野球は全くと言っていいほど観ないんですがメジャーリーグはいつもチェックしてます。野茂からずっとです。イチローの2001年4月11日のあのレーザービームを観てからはマリナーズ観戦が日課になり、ずいぶん詳しくなりました…。なんといってもイチローら日本選手が、メジャー選手と互角以上に闘ってるのを観るのが楽しくて誇らしくて胸躍ります。それまで日本のレベルはマイナークラスとか3.5A(3Aとメジャーの中間)とか言われてきましたが、なんのなんの日本人だけのチームでメジャーで1年間闘ったとしてもいい線行くでしょう。これはオリンピックで日本選手を応援する感覚と似てます。日本人大好き、日の丸大好き、君が代も思う存分聞きたい! と言っても政治的に真右では全くありません。まぁ是々非々が身上ですが、どちらかと言われれば左です。
さてイチロー。彼は右が彼の住処でしたが、いまのマーリンズのチーム事情もあり、左もやれば真ん中もやる、外野のユーティリティプレーヤーです。今年も外野手としては4番手、レギュラー三人が調子良いので出番が少なく、たまの代打出場も成績も上がらずヤキモキしてます。イチローが打てば一日が楽しく始まり、ダメなら明日の日の出を待つばかり。なんたってマーリンズの外野手は米国の主砲スタントンはじめアメリカを代表する三人。元気ならイチローでなくともつけいる隙は早々はありません

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先日、色校もって無名塾へ行くと、1階打合せルーム戸棚に、数々の賞のトロフィーと一緒に、イチローのボブルヘッド人形が飾ってあり嬉しくなりました。仲代さんはマリナーズ時代からイチローの大ファン。仲代さんがイチロー大好きなのを知ってる方からのプレゼントです。それが映画賞や演劇賞なんかと同席するばかりか一番いい場所で光ってました。また仲代さんは来月13日に行われる巨人戦の始球式にむけてマーリンズのイチローTシャツを着て投球練習する毎日。仲代さんの想いはキャッチャーミットどころかマイアミまで届くでしょう。
考えたら仲代さんの1年間のステージ数(舞台、映画、テレビ)を合わせたらのメジャーの試合数の162日くらいかもしれません。役者も選手も一日一日が勝負。今は結果の出てないイチローですが海の向うの43歳に、東京から倍近い年齢の84歳の現役俳優がエールを送っています。まだまだ、まだまだ!
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2017年05月15日

喧嘩と印刷

一昨日、喧嘩して10年くらい音信不通だった友達と仲直りしました。
「何?どうした?」
「別に用事はないんだけど…いや…その…誰も亡くなっていないよ」
「ビックリするよ。」
「用事はないんだけど。…そろそろ仲直りしようかと思って」
「…その言葉を待ってたよ。いまどこに住んでいるの?」
たったこれだけの事でした。早くすればよかった。
彼女は大学の時に一番仲の良かった友達です。

喧嘩の原因は印刷でした。彼女が独立することになり、新しい事務所の名刺や封筒、事業案内の印刷物のデザインを頼んでくれたのです。声をかけてくれて本当に嬉しかったです。

ここで印刷の流れを説明すると、クライアントからラフのOKが出たら、MACのイラストレーションソフトでデザインし、色具合なんかも先方と確認しながら印刷会社に入稿します。やりとりはメールです。この場合一番悩ましいのがパソコンで確認しあっている色の再現です。画面上のカラーはRGBといい光を通した色なので発色はいいんですが、印刷は青、赤、黄色、黒のCMYKのドットの組み合わせを紙に刷り重ねて表現します。パソコン上でバッチグーに見えた画像をそのまま入稿して紙に刷った場合、沈むというか暗い感じになっちゃいます。なぜ、そのままの色で刷れないの?という疑問があると思いますが、単純に無理と考えてください。なのであらかじめ沈むのを予測してかなりビビッドにしてから入稿します。その加減が難しいです。印刷する現場の職人さんの技術による所もかなりあります。

印刷会社はここ10年くらいで様変わりしました。いまは大きく二つに分けられます。CMなんかで有名な激安ネット印刷会社らと従来です。印刷機はどちらも同じなんですが、ネット印刷会社は従来の5分の1、へたしたら10分の1。例えばB2ポスター100枚作ろうと思ったら昔は8〜10万は当たり前でしたが、いまのネットは1万ちょっとです。A4チラシ裏表1万枚刷って2万しません。しかも1色も4色も同じ値段。信じられません。
なぜ安いのか?
従来の場合、A4チラシを印刷機で刷る場合、8枚の同じ画像を作り1枚の紙に面付けして刷ることが多いんです。(B5なら最大で16枚まで可能。)
右の写真は横がB5サイズなので10枚付けてます。
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そして色校正や指示を調整して刷るわけですが、すごく薄くて細かい画像のものはハッキリ出るように、逆に濃いものなんかはつぶれないように圧とかインク量またCMYKのバランス調整をします。ここをネットの場合は、日本全国からくる全く違うものを注文数に合わせて面付けして一緒に刷るという裏技でやるわけです。当然8枚別々のものですから、ひとつひとつに配慮することはできないので、マニュアル通りの印刷しかできません。試行錯誤してたどりついたRGBからCMYKへの色の再現も出たとこ勝負になってしまいます。
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また他印刷物が偏った色やビジュアルの場合にそっちに引きずられることがあります。図のように、8枚のうち7枚が真っ赤なビジュアルの場合は残り1枚は赤みが強くなるし、7枚が濃厚なものだったら残り1枚の繊細さは微塵もなくなります。紙も激安ルートで入れてるので落ちます。ただ安い。それでも安い。
従来の印刷会社は刷りの時に立ち会えますが、ネットの場合は色校正も立ち会いも無理です。ただ安い。
あとワタシが頼んだものに限ってかもしれないですが、5〜10回に1回はミスがあり刷り直してもらってます。それでも安い。安さには敵わないのでモノによって分けて入稿しています。

で、喧嘩に戻りますが、印刷をできるだけ奇麗にあげようと思って、従来のとこで見積もりとってやってたんですが、彼女が誰かからネットの価格が安いことを知らされ、なんで独立してお金もないのに5倍もするところに頼むの?と疑問をいだかれ、じゃあネットにするよと言ったんですが、××××××××××××××××××××
で、意地を張り合って10年。最初っから、従来のと安いネット印刷があって、ネットはいい時もあるけど失敗することもある、ただ断然安い、どうする従来?ネット?って聞いてあげれば良かったです。まぁ一般的な人は激安と従来の違いにそんなにこだわらないんですけどねぇ。従来ガンバレ!ネットもそんなに安く早くしなくていいですよ!

最後に気に入ってるロートレックの1枚。踊り子さんが刷りチェックしてます。
昔も今も気になる人はいますね…
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2017年03月31日

お彼岸に古い建物をめでる

お彼岸に三河の蒲郡に帰郷しました。母の様子見と20年も前に亡くなった父の墓参り。家のお寺は蒲郡の西はずれ、形原の補陀寺です。いつも頼んでいるおっさん(実家のほうではお坊さんのことをこう呼ぶ。おが高い音)がそこのご住職。行事としては、お経をあげてもらって仏壇用の小さな卒塔婆をいただくのですが、やはりお彼岸、混んでます。寺に来た檀家さん全員の卒塔婆をその場で書いて、おっさんの前に順番に並べ、呼ばれた檀家さんはお経を背中で聞きながら御焼香という流れ。1檀家1〜2分なんで書記二人は大忙しのフル稼働。書いてます書いてます、新人は字も一気にうまくなりますね。いままでは兄貴にまかせっきりでお彼岸のお寺にきたのも初めてだったので、何もかもが興味深く面白いです。なぜか寅さんがご住職をやってた回があったなと思い出しました。柴又のみなさんが地方のお寺に行くと、袈裟を着てご住職のお手伝いをしている寅さんに会い、誰もが気がつかずにビックリする。そのお約束がたまらない…そんな事考えてニヤニヤしてる間に順番がきました。そこからお墓へ。父のお墓はお寺の近所なんですが、もともと誰の土地でもなかった場所をみんなで分けた墓地。東京では考えられないアバウトさです。

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蒲郡近辺で古い建物探訪を二つしました。安心と発見を古い建物に見いだしてはほっとしています。その一つ目は蒲郡のパラっとした中心街にある『伊藤珈琲店』。大正時代からある古民家をカフェにしたもの。中学生の頃にはもうありました。聞けば50年近くなるというから本物です。ここは椅子がゆったりしてるのがいい。珈琲には三河地方当たり前のおつまみ付。小粒のアラレでした。地元の喫茶店に久しぶりに入ると「そーだった、そーだった」という感じになります。で、大体は珈琲が先になくなりアラレが余ります。
そして、もう一つの古屋は『たまりや料理店』。ここはぜひ訪れたかった場所でした。蒲郡から20キロほど名古屋寄りの一色にあります。蒲郡の隣が上野介で有名な吉良、その隣町です。ご主人の石崎さんとは何年か前にブログで知り合い、その後FBでお互いの動向を確認しあうようになったんですが面識はありませんでした。電話をすると偶々混んでいてご飯は食べられないけど、お茶で良かったらと─。料理店でお茶になりましたが、こんな時でもないと伺えないので卒塔婆だけ家に置いて兄貴の車で出かけました。
一色までは一本道の国道なんですが、ナビを頼りに国道を離れると何にもない、心配になるくらい本当に何もない。大丈夫かなっと各々調べはじめたら、あばら屋が見えました。その軒先にぶら下がっている黒い小さな看板の姿をネットで見ていなければ発見不可能だったかも。

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「こりゃあわからんぞ〜教えてもらえんかったら絶対こーへん」「ひとりじゃこれんで」と口々に言いながら中に入ります。そこは古いボロいモノ好きにはたまらない場所でした。100年以上経つたまり醤油の蔵を改造した、地元の魚介と野菜の料理専門のレストラン。そこには無造作にアート作品が飾られ、料理の本を集めた図書室が併設されています。ステキな空間でした。珈琲とケーキをいただきましたが、料理も間違いないことがわかります。いつになるかわからないけど、ご飯を食べにまた来よう。そちら方面へいかれたらぜひ!田舎にも文化は根付いています。
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2017年02月16日

ロゴがゴロゴロ

ロゴを作ることがたまにあります。オリジナルで文字を作るという点ではお芝居のタイトルなんかも同じですが、タイトルとロゴはちょっと違います。タイトルの場合はお芝居のイメージ1点集中ですが、ロゴの場合はその後の汎用性やリュートラルな見え方も考えています。
最近の仕事から…。会社勤め時代の同僚が女主人となってオープンする京町屋ゲストハウス『月と』。彼女にイメージをもらいブラッシュアップしました。和洋古今どれにも合い、京都ならではの品と面白さが出ればと考えました。店の看板や印刷物になるのでドキドキです。
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『うたよろ』は20歳位の頃からの知り合いの女優さん中心のLIVEグループ。ロゴを作ったのはちょっと前ですが来月久しぶりにやるようです。若い頃の繋がりの濃さっていうのは何年経っても変わらないですね。応援してます。
今年旗揚げする演劇工房『N・Y企画』は昴出身の仲野さんと山中さんが中心になって立ち上げた団体でアルファベットを擬人化しました。擬人化は割と好きな手法です。
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擬人化でいうと、ずいぶん前のものですが、『A.T.LABO』は俳優養成所。あうんがお芝居の原点のような気もするので取り入れました。擬人化の変態型とも言えるのが演劇カンパニーの『ハムトンクス』。公演回数が増えるのを、指で数えて表現する楽しいロゴ。気に入ってるので両指で数えられる10回までやってほしいです。
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同じく演劇カンパニーで『くまでん舎』というのもやりました。カンパニー名が決まった状態で依頼されたのですが、くま でんしゃ(電車)にいきそうになるのをグッとこらえて、くまで んしゃにしました。
劇場の旗というのもあります。
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『恵比寿エコー劇場』
行く度に見ることができるロゴは嬉しいかぎりなんですが、もうちょいこうしたらよかったかな〜とくぐる度にいつも少しクヨクヨします。基本ドウダ!っていうよりクヨクヨだな。みなさんロゴの発注もお待ちしております。
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2017年02月02日

蔦屋と兄貴

1月も終わりにさしかかった頃。実家のある愛知県の蒲郡から、兄貴がお芝居観劇がてら遊びにやってきました。年に一、二回は観劇旅行にくるんですが、オレがやってるものには全く興味がなく、お目当てはテレビで観ているカワイイ女優さんを生で観る、この一点。興味がないならともかく舞台を観るのは好きなんで、「一回くらい、オレの関わったものみたらどうなの?」とたまりかねて言ったのですが…「ほだね〜」というだけのそっけない返事。そんでも東京にいるのに1人で行かせるのもなんなんで一緒に行きました。流行りのものや大劇場ものなんてこういう機会でもないと観ないから、こちらも見聞が広がっていいんですけどね…。観たのは『わたしは真悟』。そう高畑充希ちゃん目当て。お芝居はというと、原作の漫画が30年以上前のものなのでアングラな匂いがあり全体のトーンは面白かったです。ただピークがモヤモヤしたのでこちらもモヤモヤ。原作を読んでないのでわかりませんが、ピークカタルシスがほしかったです。再会がもっとドラマチックじゃないと…ねぇ…難しいもんです。出演者では成河さんがよかった。
それから気になったのは、顔横マイクのエコーが効きすぎてたこと。自分の席からの距離と出演者の位置とのギャップを感じました。歌はいいんですが台詞の時は増幅程度にしてほしい。やっぱりマイクなしの舞台がいいなぁ。

お土産はやっぱりふせん。
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芝居の後、東京ならではのとこ行こうということで二子玉川の蔦屋家電に行きました。
着くと兄貴は「ふーん知っとる知っとるテレビで見たわ」と最初は興味ありげグルグルしてましたが、そのうち疲れてきて「なんだぁまぁどえらい混んどって座るとこがあらへん」「コーヒーも並んどるでやめまい」と言い、出口を探して歩きだしたのですが、売り場の店員さんを捕まえてなにか聞いてます。
「ゴミ箱ってどっかにある?」何かカバンの中にあるゴミを捨てたいようなんです。そこは天下の蔦屋の店員さん素晴らしい御対応。「こちらでお捨ていたします」「え〜ここのもんじゃなくていいのかん?」店員さんちょっと身構えて「…ど、どのような?」「パンフっつうかチラシみたいな…まぁ紙だわ」
「かまいません」で取り出したのが『わたしは真悟』でもらった厚さ2センチくらいの、そうお芝居のチラシの束です。
「劇場で捨てりゃあよかった。ごめんね〜」と言って渡すと
「あ〜軽くなった、ほんじゃあどっかいこまい」と満足げ。
芝居でもらったチラシの束を蔦屋家電で捨てる兄貴、恐るべし。
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2017年01月19日

どどどんと、ど〜んと焼けました

先日、多摩川河川敷にどんど焼きに行ってきました。どんど焼きは大判焼きとかちゃんちゃん焼きの仲間ではなく、お正月の門松やお飾りなんかを燃やしてその年の無病息災を祈る儀式です。この「どんど」って言葉、所によって呼び方が微妙に違ってまして、「とんど」だったり、「どんと」だったり、「どんどん」だったり…どんどん読み方が増えるばかり…もう「と」でも「ど」でもどっちでもいいよと思っていたら、微妙どころか「左義長」なんて呼ぶ地方もあるし、調べたら富山では「おんづろこんづろ」ですって。まぁ、とどのつまり、お飾りを燃やしてもらうありがたい儀式ってこってす。

昔はこの風習を知らなくて、お飾りを取り外したあとゴミ袋に入れるわけにもいかず始末に困ってたんですが、多摩川のどんど焼きを見つけてここ何年か持っていってます。最近は火は危ないという事でやらなくなったり、高さを低くする所が多いらしいんですが、そこはだだっ広い多摩川。デカいです。高いです。
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燃やす前は今日は風がないなっと思ってましたが浅はか。さすが河川敷。
火を点けたらあっと言う間。煙が渦巻いたかと思ったら、ものすごい勢いで火の手が上がり東風に乗って西側に一気に燃え広がります。
「おぉ〜」という歓声が上がったのも数秒、「危ない!危ない!」「下がって下がってぇ〜!」と切羽詰まった声に変わりました。
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西側が正面ということもあり、火の向かう方向が一番の密集地。スゴイ勢いで火の手が迫ります。どんどタワーの前に作られた竹の鳥居も跡形もなく燃えてなくなり、西側にいた百人あまりが一斉に後ずさりして走り出しました。こちらは南側に陣取ってたので大丈夫でしたが、火がまわる間はわずか二三分。大火事の怖さがわかるには十分すぎる時間でした。前述の富山の「おんづろこんづろ」は燃え上がる炎が鶴の飛び立つ姿に見え、それを「おおづる、こづる」と呼んだのがなまって「おんづろこんづろ」になったようですが、そんな余裕はなかったなぁ。

ここまで焼けました。
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2017年01月06日

明けました。サボリません。

あけましておめでとうございます。
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今年の年賀状案はスグ決まりました。鳩サブレーの鳩を冒険に行かせようと考えたんです。早速サブレーを買いに、二子玉の高島屋に入ってる豊嶋屋さんに行きました。店頭にあるのは箱ものばっかりでしたが、試しに「ひとつでも買えますか?」と聞いてみたら下の方から出してくれましたよ。聞いてみるもんです。撮影して鳩の尾を部品に足を作ったんですが能力ないのでこの程度…遊びなのでよし。アイデアとしては、11年前の犬年の時作った西郷さんの犬案に近いです。自由にというか冒険のススメですね。

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う〜ん西郷犬案いま見るとけっこういい。上野で撮影してバックの森を消し、犬を放ちました。(当時のオレにしてはけっこううまく出来てるからNさんに手伝ってもらったかも。)来年の大河の年に使いたかったですわ〜。これ宛名面では犬がルンルンしてるんです。
で、今年です。鳩に足くっつけて、ふと、待てよ鳩サボレーってどうだろう?と安直に考えてロゴ真似て作りました。すみません。サボタージュなのか冒険なのかわからなくなっちゃってますね。かえって自分っぽいかな…冒険のススメです。ススメといてひととおり完成したら、休憩でオヤツしちゃいました……スマン……美味しかった、けっこうボリュームありますね。ちなみに豊嶋屋さんには鳩サブローというキャラクターがいて鳩三郎というグッズも各種売ってます。鎌倉行ったらぜひ! さてさて鳩サボレー的冒険。どこまで行けるかわかりませんが、今年はいままでやってなかった事に挑戦したいですね。サボラズ、三日鳩サボレーにならず!意味不明。
これは事務所のドアにつけたお飾り。桃のパンパン感が気に入ってます。
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どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
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2016年10月30日

尾山台は北口へ

床屋さんて歯医者と同じでなかなか変えるのに勇気がいります。引っ越してもそう。髪の毛が少なくなってくると、なおさらです。たった1人の理解者くらいの感じ。それでってわけじゃないんですが、床屋さんは昔住んでいた尾山台に行っています。尾山台は事務所のある九品仏の隣駅。
もう1年半くらい前になりますが、いつものように少ない髪の毛をなるべくボリューム出るようにお願いします と無理を承知で頼んでやってもらってたら、肩越しに「ホームページなんかも…やりますか?」と商店街のホームページのことを相談されました。いつも仕事のこととか話しているのでグラフィックデザイナーってことはご存知。聞けば現行のホームページはすごく前に作ったもので使いづらく変えたいという意見があってってことでした。尾山台の商店街というと南口の『ハッピーロード』が有名ですが、北口にも等々力通り周辺に80店もの商店街がありまして、そっちは『ふぉ〜ゆ〜尾山台』といいます。そっちです。最初ふぉ〜ゆ〜ってどうなの〜って思いましたがジャニーズのグループにあるんですって。四人組で名前に全員ゆうの字が入ってる。で『ふぉ〜ゆ〜』…四人のゆうちゃんでふぉ〜ゆ〜…しょせん名前なんてそんなもんです。お互い頑張りましょう!
それで、知ってる商店街ですし…ぜひ…ぜひ…なんてなりまして…それからコンペなんかがありまして…モロモロあって遅れまして…遅れたことで年度が変わりまして…オレはディレクションと進行と頼まれたお店の写真撮影。HPデザインはSさん、コピーはTさん。スタッフと商店街の人達の頑張りがありまして…ましてまして…やっと出来上がりました。11月1日から変わります。

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検索してみてください。
ふぉ〜ゆ〜
尾山台ホームページ
http://oyamadai.net/
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2016年10月25日

シマトラさんを知る

シマトラさん、島田虎之介という漫画家のことは全く知りませんでした。『ダニー・ボーイズ』という舞台のチラシをやることになり、その原作が島田虎之介さんの『ダニー・ボーイ』だったんです。

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漫画が原作か、と軽く思ってたんですが、読んでみると面白い面白い。漫画という範疇で到底くくれない文学性がありました。一度読んだだけでは全部理解できなくて、絵は違いますが高野文子さんを読んだ時に近い心地よいわかりにくさ。絵は杉浦茂やつげさんの感じもあるし、コマ割は凝っていて映画を観ている様…。それで、出されてる本を片っ端から読みました。どれも良かったんですが、中でも『東京命日』が好みでした。

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映像好きはぜひ!『トロイメライ』は手塚治虫賞受賞作。カバーデザインも素敵です。この二冊のデザインは南伸坊さん。おにぎりの絵を描いておにぎりみたいな顔のイメージしかなかったんですがただ者じゃないですね。
島田虎之介(シマトラ)さんとはパンフレットの打合せで会いました。その前に、まず島田虎之介って名前はなんなんだろう と思って彼のブログをのぞきにいったらトップ画面に猫二匹。おぉ〜シマ(縞)とトラ(虎)かぁと早合点。お会いした時に得意げにシマネコとトラネコだからだったんですねぇ〜と聞くと「違います」の一言。いや「猫は飼ってますけど違います」の二言。というかダメ押し。それでもしつこく聞いてみると、なんと大菩薩峠に登場する剣豪の名前からとったとのことでした。(実在した剣客だそうですが)仲代さん主演の岡本喜八版で言えば三船さんの役。漫画を何冊か読めばわかりますが映画の知識も半端ないです。
39歳でデビュー。そこから16年の間に5作。寡作です。ですが、それだけ映画、音楽、本、絵画、漫画…なんやかんや好きなものが詰まって詰まって詰まって、考えぬいて生み出した作品。面白いです。
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