2017年07月27日

邦画傑作ポスター10枚

デザインの良い昔の邦画のポスターを気まぐれに集めていまして、その中からお気に入りを10作品ご紹介します。もともとは仲代さんが出演されたポスターを集めていたんですが、映画ポスターの展覧会を観に行ったり、資料で買ったポスターカタログを眺めているうちに、手が出る範囲の本物が欲しくなり広がりました。で、デザインがいい手が出る価格のポスターをヤフオクなんかで集めています。ほしい作品があるとします。専門古書店の出しているものはベラボウなんですが、そこでグッと我慢してると、同じ作品の個人出品があることがたまにありまして…そこに手が出ます…トリバゴ状態です。選ぶ映画は小さいものが多いです。大手映画会社のポスターは主役バーン文字ドーンというのが主流ですが、例えばATG映画のようなアヴァンギャルドな映画はお金がない分、絵作りがやり放題でいいんです。また大手の映画のポスターでも、主に流通するポスター以外に違うパターンを作ることがあり、その中にお宝があります……手が出ます。
その最たるものが『シェルブールの雨傘』
天才、上村一夫です、あの同棲時代の。しかも横。よくこの企画が通ったなぁと思います。大拍手。
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ATG作品からは、露出オーバーの画像が極めて前衛的だった吉田喜重の『煉獄エロイカ』と『エロス+虐殺』。檜垣紀六氏の作品です。檜垣氏は『用心棒』や『時計じかけのオレンジ』、また『ルパン三世 カリオストロの城』も手がけてらっしゃる大先輩。インパクトのあるステキな手書き文字を書かれる方で、いつもお手本にしています。
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続いて大島渚監督の『儀式』と実相寺監督の『無常』攻めてます。『無常』のポスターは最近手に入れたんですがすばらしい。スミとグレーの2色刷り。こういうのをやりたいです。誤解なきよう…バランスの話。
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邦画ポスターには同じ映画でもフィルムに近い写真バージョンと絵のバージョンのものがあることがありますが、断然絵のほうが面白いです。小笠原正勝氏デザインの『股旅』も煉獄〜なみに上に小さく文字まとめてて…お洒落。それと小林正樹監督の『化石』。この絵はパンフレットにも使用されています。絵画として素晴らしいですね。
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ほんでもって、やっぱり邦画ポスターといえばなんといっても野口久光さん。『肉体の悪魔』と『旅情』です。『旅情』は原画を野口久光展で見ましたが、原画がポスターと同じB2原寸で描いてありました。考えてみれば同じサイズで描くのが出来上がりが想像しやすい。原点を見ました。
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最後に仲代さんの作品から『他人の顔』。文字、構図、インパクト、凄いですね。空間を空けるデザインより、こういうパツパツの盛りだくさんの方が実は難しいと思っています。
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2017年07月21日

スキなコトやモノをかんがえる

珍しい鳥を見かける
ヒヨドリ、四十雀、スズメたちには悪いけど、珍しい鳥を見つけるとオシリが浮きます。
一番ビックリしたのはツミ、雀鷹という漢字をあてるようですが99%鷹、猛禽類。雀のスの字もありません。

夜道でバッタリネコの横断に出会う
見慣れたいつものネコでもいいし、新しいヤツでもいい。自転車の帰り道にたまに遭遇。子猫は心配になるから会いたくないなぁ。変な顔が好み。

小学生のグチを横で聴く
けっこうグチってます、男子二人は。隣の少四の女の子がこの間「大変だよ〜困ったよ〜」とオレにグチったのは運動会のアナウンス担当になった時。グチというより嬉しそうだったな。

印刷したばかりの本の匂いを嗅ぐ
仕事がら印刷したばかりのモノを手にすることは多いんですが、三百ページ以上のハードカバーの本がベスト。布張りならなおいい。二〜三日しか持たないな、あの匂いは。かたや、古本屋の匂いもそれなりに好き。なのにB~OFFの匂いは苦手、なんでだろう。どんな本も売れてほしい。

バスで遠回りして知らない景色を眺める
タイヤの上に足を乗せる席はダメ。一番後ろか出口の近所。景色を眺めて面白そうな店を発見しても行ったことはなし。唯一、近所にないハンバーグ系のファミレスを見かけて覚えていてそこには行った…眺めるだけにしとけばよかった。まぁバスが好き。

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事務所に向かう時、ほんの少しだけ迂回すると浄真寺の境内を通り抜けられる。この30Mが好き。
(写真は5月の新緑の頃)
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2017年05月28日

仲代さんとイチロー

日本のプロ野球は全くと言っていいほど観ないんですがメジャーリーグはいつもチェックしてます。野茂からずっとです。イチローの2001年4月11日のあのレーザービームを観てからはマリナーズ観戦が日課になり、ずいぶん詳しくなりました…。なんといってもイチローら日本選手が、メジャー選手と互角以上に闘ってるのを観るのが楽しくて誇らしくて胸躍ります。それまで日本のレベルはマイナークラスとか3.5A(3Aとメジャーの中間)とか言われてきましたが、なんのなんの日本人だけのチームでメジャーで1年間闘ったとしてもいい線行くでしょう。これはオリンピックで日本選手を応援する感覚と似てます。日本人大好き、日の丸大好き、君が代も思う存分聞きたい! と言っても政治的に真右では全くありません。まぁ是々非々が身上ですが、どちらかと言われれば左です。
さてイチロー。彼は右が彼の住処でしたが、いまのマーリンズのチーム事情もあり、左もやれば真ん中もやる、外野のユーティリティプレーヤーです。今年も外野手としては4番手、レギュラー三人が調子良いので出番が少なく、たまの代打出場も成績も上がらずヤキモキしてます。イチローが打てば一日が楽しく始まり、ダメなら明日の日の出を待つばかり。なんたってマーリンズの外野手は米国の主砲スタントンはじめアメリカを代表する三人。元気ならイチローでなくともつけいる隙は早々はありません

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先日、色校もって無名塾へ行くと、1階打合せルーム戸棚に、数々の賞のトロフィーと一緒に、イチローのボブルヘッド人形が飾ってあり嬉しくなりました。仲代さんはマリナーズ時代からイチローの大ファン。仲代さんがイチロー大好きなのを知ってる方からのプレゼントです。それが映画賞や演劇賞なんかと同席するばかりか一番いい場所で光ってました。また仲代さんは来月13日に行われる巨人戦の始球式にむけてマーリンズのイチローTシャツを着て投球練習する毎日。仲代さんの想いはキャッチャーミットどころかマイアミまで届くでしょう。
考えたら仲代さんの1年間のステージ数(舞台、映画、テレビ)を合わせたらのメジャーの試合数の162日くらいかもしれません。役者も選手も一日一日が勝負。今は結果の出てないイチローですが海の向うの43歳に、東京から倍近い年齢の84歳の現役俳優がエールを送っています。まだまだ、まだまだ!
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2017年05月15日

喧嘩と印刷

一昨日、喧嘩して10年くらい音信不通だった友達と仲直りしました。
「何?どうした?」
「別に用事はないんだけど…いや…その…誰も亡くなっていないよ」
「ビックリするよ。」
「用事はないんだけど。…そろそろ仲直りしようかと思って」
「…その言葉を待ってたよ。いまどこに住んでいるの?」
たったこれだけの事でした。早くすればよかった。
彼女は大学の時に一番仲の良かった友達です。

喧嘩の原因は印刷でした。彼女が独立することになり、新しい事務所の名刺や封筒、事業案内の印刷物のデザインを頼んでくれたのです。声をかけてくれて本当に嬉しかったです。

ここで印刷の流れを説明すると、クライアントからラフのOKが出たら、MACのイラストレーションソフトでデザインし、色具合なんかも先方と確認しながら印刷会社に入稿します。やりとりはメールです。この場合一番悩ましいのがパソコンで確認しあっている色の再現です。画面上のカラーはRGBといい光を通した色なので発色はいいんですが、印刷は青、赤、黄色、黒のCMYKのドットの組み合わせを紙に刷り重ねて表現します。パソコン上でバッチグーに見えた画像をそのまま入稿して紙に刷った場合、沈むというか暗い感じになっちゃいます。なぜ、そのままの色で刷れないの?という疑問があると思いますが、単純に無理と考えてください。なのであらかじめ沈むのを予測してかなりビビッドにしてから入稿します。その加減が難しいです。印刷する現場の職人さんの技術による所もかなりあります。

印刷会社はここ10年くらいで様変わりしました。いまは大きく二つに分けられます。CMなんかで有名な激安ネット印刷会社らと従来です。印刷機はどちらも同じなんですが、ネット印刷会社は従来の5分の1、へたしたら10分の1。例えばB2ポスター100枚作ろうと思ったら昔は8〜10万は当たり前でしたが、いまのネットは1万ちょっとです。A4チラシ裏表1万枚刷って2万しません。しかも1色も4色も同じ値段。信じられません。
なぜ安いのか?
従来の場合、A4チラシを印刷機で刷る場合、8枚の同じ画像を作り1枚の紙に面付けして刷ることが多いんです。(B5なら最大で16枚まで可能。)
右の写真は横がB5サイズなので10枚付けてます。
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そして色校正や指示を調整して刷るわけですが、すごく薄くて細かい画像のものはハッキリ出るように、逆に濃いものなんかはつぶれないように圧とかインク量またCMYKのバランス調整をします。ここをネットの場合は、日本全国からくる全く違うものを注文数に合わせて面付けして一緒に刷るという裏技でやるわけです。当然8枚別々のものですから、ひとつひとつに配慮することはできないので、マニュアル通りの印刷しかできません。試行錯誤してたどりついたRGBからCMYKへの色の再現も出たとこ勝負になってしまいます。
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また他印刷物が偏った色やビジュアルの場合にそっちに引きずられることがあります。図のように、8枚のうち7枚が真っ赤なビジュアルの場合は残り1枚は赤みが強くなるし、7枚が濃厚なものだったら残り1枚の繊細さは微塵もなくなります。紙も激安ルートで入れてるので落ちます。ただ安い。それでも安い。
従来の印刷会社は刷りの時に立ち会えますが、ネットの場合は色校正も立ち会いも無理です。ただ安い。
あとワタシが頼んだものに限ってかもしれないですが、5〜10回に1回はミスがあり刷り直してもらってます。それでも安い。安さには敵わないのでモノによって分けて入稿しています。

で、喧嘩に戻りますが、印刷をできるだけ奇麗にあげようと思って、従来のとこで見積もりとってやってたんですが、彼女が誰かからネットの価格が安いことを知らされ、なんで独立してお金もないのに5倍もするところに頼むの?と疑問をいだかれ、じゃあネットにするよと言ったんですが、××××××××××××××××××××
で、意地を張り合って10年。最初っから、従来のと安いネット印刷があって、ネットはいい時もあるけど失敗することもある、ただ断然安い、どうする従来?ネット?って聞いてあげれば良かったです。まぁ一般的な人は激安と従来の違いにそんなにこだわらないんですけどねぇ。従来ガンバレ!ネットもそんなに安く早くしなくていいですよ!

最後に気に入ってるロートレックの1枚。踊り子さんが刷りチェックしてます。
昔も今も気になる人はいますね…
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2017年04月28日

ダイタイタイトルで決まる

ロゴとタイトルっておんなじように思われがちですが、取り組み方が違います。ロゴは広い解釈を持たせ、汎用性を常に考えなくてはいけませんが、タイトルは、例えばお芝居のチラシのタイトルを作る場合なんかは、中身と直結するモノが理想です。つまり内容をよく理解してから取り組まなくてはなりません。チラシを作る時には、まだ稽古が始まっていないので中身の理解といっても想像しかできませんが…
タイトルを作る仕事の流れは、ほとんどの場合台本を読んでチラシのメインビジュアルの方向を決めてからとりかかります。(例外で商業系の演劇の場合は宣伝が先行して動くので、メインビジュアルがきまる前にタイトルだけ先に作ります。)そして、決めたメインビジュアルに入れるタイトルはとても重要。タイトルデザインが良くないとどんなにビジュアルが素敵でも台無しです。
ところで台無しの台って何が乗る台なんでしょうか? 突然こういうことって気になりますね…台が無いって面白い言葉です。「校長先生の挨拶、今日台無しかよっ」と言っても校長が地面で喋るってことじゃないですし…台が無いというのと、台無しって意味が違うし…それました…だいぶん…調べました。仏像が乗る台座のことですって。台座大事なんですねぇ。
タイトルに戻ります。メインビジュアルを考えながら入れる場所をふまえ、まず手で描きます。それをスキャンしてトレースして直していく場合が多いです。出来上がったらメインビジュアルと合わせるわけですが、行けそうと思って書いても全然違ってることも多く、いけると信じた自分に幻滅しながら何回もやり直します。もちろんパソコンや巷には大量の書体があります。ですが、やり直しを繰り返し試行錯誤して作った文字には敵わないと勝手に思っています。
最近の仕事から
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これは書体じゃないの?って感じですが、実は既成の書体を参考に一から書いています。
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他人の目と洗い屋稼業は既成の書体を下に敷いて、上からなぞりました。以前そんなのを見たことがありやってみたかったのと、連続公演なので同じ書体で二公演の繋がりを出したかったのであえて同じ表現に。
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請願は迷ったあげく、フリーハンドで書いて下のクシャクシャを足しました。
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商業演劇系のタイトル。他のタイトルと取り組み方は同じですが、先行してタイトルだけ出るので単体で絵になり、お芝居のシンボルになるように考えています。
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大体タイトルが決まればチラシは80%完成です。…じゃないかな?
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2017年03月31日

お彼岸に古い建物をめでる

お彼岸に三河の蒲郡に帰郷しました。母の様子見と20年も前に亡くなった父の墓参り。家のお寺は蒲郡の西はずれ、形原の補陀寺です。いつも頼んでいるおっさん(実家のほうではお坊さんのことをこう呼ぶ。おが高い音)がそこのご住職。行事としては、お経をあげてもらって仏壇用の小さな卒塔婆をいただくのですが、やはりお彼岸、混んでます。寺に来た檀家さん全員の卒塔婆をその場で書いて、おっさんの前に順番に並べ、呼ばれた檀家さんはお経を背中で聞きながら御焼香という流れ。1檀家1〜2分なんで書記二人は大忙しのフル稼働。書いてます書いてます、新人は字も一気にうまくなりますね。いままでは兄貴にまかせっきりでお彼岸のお寺にきたのも初めてだったので、何もかもが興味深く面白いです。なぜか寅さんがご住職をやってた回があったなと思い出しました。柴又のみなさんが地方のお寺に行くと、袈裟を着てご住職のお手伝いをしている寅さんに会い、誰もが気がつかずにビックリする。そのお約束がたまらない…そんな事考えてニヤニヤしてる間に順番がきました。そこからお墓へ。父のお墓はお寺の近所なんですが、もともと誰の土地でもなかった場所をみんなで分けた墓地。東京では考えられないアバウトさです。

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蒲郡近辺で古い建物探訪を二つしました。安心と発見を古い建物に見いだしてはほっとしています。その一つ目は蒲郡のパラっとした中心街にある『伊藤珈琲店』。大正時代からある古民家をカフェにしたもの。中学生の頃にはもうありました。聞けば50年近くなるというから本物です。ここは椅子がゆったりしてるのがいい。珈琲には三河地方当たり前のおつまみ付。小粒のアラレでした。地元の喫茶店に久しぶりに入ると「そーだった、そーだった」という感じになります。で、大体は珈琲が先になくなりアラレが余ります。
そして、もう一つの古屋は『たまりや料理店』。ここはぜひ訪れたかった場所でした。蒲郡から20キロほど名古屋寄りの一色にあります。蒲郡の隣が上野介で有名な吉良、その隣町です。ご主人の石崎さんとは何年か前にブログで知り合い、その後FBでお互いの動向を確認しあうようになったんですが面識はありませんでした。電話をすると偶々混んでいてご飯は食べられないけど、お茶で良かったらと─。料理店でお茶になりましたが、こんな時でもないと伺えないので卒塔婆だけ家に置いて兄貴の車で出かけました。
一色までは一本道の国道なんですが、ナビを頼りに国道を離れると何にもない、心配になるくらい本当に何もない。大丈夫かなっと各々調べはじめたら、あばら屋が見えました。その軒先にぶら下がっている黒い小さな看板の姿をネットで見ていなければ発見不可能だったかも。

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「こりゃあわからんぞ〜教えてもらえんかったら絶対こーへん」「ひとりじゃこれんで」と口々に言いながら中に入ります。そこは古いボロいモノ好きにはたまらない場所でした。100年以上経つたまり醤油の蔵を改造した、地元の魚介と野菜の料理専門のレストラン。そこには無造作にアート作品が飾られ、料理の本を集めた図書室が併設されています。ステキな空間でした。珈琲とケーキをいただきましたが、料理も間違いないことがわかります。いつになるかわからないけど、ご飯を食べにまた来よう。そちら方面へいかれたらぜひ!田舎にも文化は根付いています。
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2017年03月01日

アラララ、ベイティ

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アカデミー賞授賞式で作品賞を間違えるハプニングがありました。
『俺たちに明日はない』コンビのフェイ・ダナウェイとウォーレン・ベイティは本当にお気の毒。ボニー&クライドで蜂の巣にされて以来のショックかも。映画の二人は格好よかったけど、兄貴役のジーン・ハックマンが抜群でした。彼はこの時37歳。30歳過ぎてから俳優を目指したから遅咲きですね。横道それましたベイティの話。ベイティはシャーリー・マクレーンのメイテイではなく、シャテイでもなくジツテイ…というか実の弟なわけですが…二人似てないですよね、名前も違うから言われないとわからない…で、この名前の読み、ベイティだったんですね。ずっとビューティかと思ってました。中学の時に雑誌スクリーンで見てからずっと間違えてました。ベイティだったなんて。
それで調べてみたんですが『俺たちに明日はない』の時はビーティ。『天国からきたチャンピオン』の時もビーティ。デビューの『草原の輝き』の時もビーティ。最初っからビューティではなかった。ビューティビューティ〜は全く間違ってましたわ…思い込み。「ウォーレン・ビューティよかったよね〜」とか言ってたかと思うとお恥ずかしい…
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いつからビがべになったんだろう。まぁこういう翻訳の間違いや変更はよくありますね。
極めつけは『タクシードライバー』右が兄貴が買ってきたパンフ、左がオレの。オレのはマーチン・スコシ−ジで兄貴のがアララララ、マーチン・スコルセーセ。スコルセーセ? セーセって? 本当はみなさん御存知、スコセッシ。調べてから刷ろうよ。名前の読みを音で聴いてから刷ろうよ。それにしてもスコルセーセはないわ。と言いながらもこのパンフお宝です。
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2017年02月16日

ロゴがゴロゴロ

ロゴを作ることがたまにあります。オリジナルで文字を作るという点ではお芝居のタイトルなんかも同じですが、タイトルとロゴはちょっと違います。タイトルの場合はお芝居のイメージ1点集中ですが、ロゴの場合はその後の汎用性やリュートラルな見え方も考えています。
最近の仕事から…。会社勤め時代の同僚が女主人となってオープンする京町屋ゲストハウス『月と』。彼女にイメージをもらいブラッシュアップしました。和洋古今どれにも合い、京都ならではの品と面白さが出ればと考えました。店の看板や印刷物になるのでドキドキです。
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『うたよろ』は20歳位の頃からの知り合いの女優さん中心のLIVEグループ。ロゴを作ったのはちょっと前ですが来月久しぶりにやるようです。若い頃の繋がりの濃さっていうのは何年経っても変わらないですね。応援してます。
今年旗揚げする演劇工房『N・Y企画』は昴出身の仲野さんと山中さんが中心になって立ち上げた団体でアルファベットを擬人化しました。擬人化は割と好きな手法です。
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擬人化でいうと、ずいぶん前のものですが、『A.T.LABO』は俳優養成所。あうんがお芝居の原点のような気もするので取り入れました。擬人化の変態型とも言えるのが演劇カンパニーの『ハムトンクス』。公演回数が増えるのを、指で数えて表現する楽しいロゴ。気に入ってるので両指で数えられる10回までやってほしいです。
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同じく演劇カンパニーで『くまでん舎』というのもやりました。カンパニー名が決まった状態で依頼されたのですが、くま でんしゃ(電車)にいきそうになるのをグッとこらえて、くまで んしゃにしました。
劇場の旗というのもあります。
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『恵比寿エコー劇場』
行く度に見ることができるロゴは嬉しいかぎりなんですが、もうちょいこうしたらよかったかな〜とくぐる度にいつも少しクヨクヨします。基本ドウダ!っていうよりクヨクヨだな。みなさんロゴの発注もお待ちしております。
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2017年02月02日

蔦屋と兄貴

1月も終わりにさしかかった頃。実家のある愛知県の蒲郡から、兄貴がお芝居観劇がてら遊びにやってきました。年に一、二回は観劇旅行にくるんですが、オレがやってるものには全く興味がなく、お目当てはテレビで観ているカワイイ女優さんを生で観る、この一点。興味がないならともかく舞台を観るのは好きなんで、「一回くらい、オレの関わったものみたらどうなの?」とたまりかねて言ったのですが…「ほだね〜」というだけのそっけない返事。そんでも東京にいるのに1人で行かせるのもなんなんで一緒に行きました。流行りのものや大劇場ものなんてこういう機会でもないと観ないから、こちらも見聞が広がっていいんですけどね…。観たのは『わたしは真悟』。そう高畑充希ちゃん目当て。お芝居はというと、原作の漫画が30年以上前のものなのでアングラな匂いがあり全体のトーンは面白かったです。ただピークがモヤモヤしたのでこちらもモヤモヤ。原作を読んでないのでわかりませんが、ピークカタルシスがほしかったです。再会がもっとドラマチックじゃないと…ねぇ…難しいもんです。出演者では成河さんがよかった。
それから気になったのは、顔横マイクのエコーが効きすぎてたこと。自分の席からの距離と出演者の位置とのギャップを感じました。歌はいいんですが台詞の時は増幅程度にしてほしい。やっぱりマイクなしの舞台がいいなぁ。

お土産はやっぱりふせん。
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芝居の後、東京ならではのとこ行こうということで二子玉川の蔦屋家電に行きました。
着くと兄貴は「ふーん知っとる知っとるテレビで見たわ」と最初は興味ありげグルグルしてましたが、そのうち疲れてきて「なんだぁまぁどえらい混んどって座るとこがあらへん」「コーヒーも並んどるでやめまい」と言い、出口を探して歩きだしたのですが、売り場の店員さんを捕まえてなにか聞いてます。
「ゴミ箱ってどっかにある?」何かカバンの中にあるゴミを捨てたいようなんです。そこは天下の蔦屋の店員さん素晴らしい御対応。「こちらでお捨ていたします」「え〜ここのもんじゃなくていいのかん?」店員さんちょっと身構えて「…ど、どのような?」「パンフっつうかチラシみたいな…まぁ紙だわ」
「かまいません」で取り出したのが『わたしは真悟』でもらった厚さ2センチくらいの、そうお芝居のチラシの束です。
「劇場で捨てりゃあよかった。ごめんね〜」と言って渡すと
「あ〜軽くなった、ほんじゃあどっかいこまい」と満足げ。
芝居でもらったチラシの束を蔦屋家電で捨てる兄貴、恐るべし。
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2017年01月19日

どどどんと、ど〜んと焼けました

先日、多摩川河川敷にどんど焼きに行ってきました。どんど焼きは大判焼きとかちゃんちゃん焼きの仲間ではなく、お正月の門松やお飾りなんかを燃やしてその年の無病息災を祈る儀式です。この「どんど」って言葉、所によって呼び方が微妙に違ってまして、「とんど」だったり、「どんと」だったり、「どんどん」だったり…どんどん読み方が増えるばかり…もう「と」でも「ど」でもどっちでもいいよと思っていたら、微妙どころか「左義長」なんて呼ぶ地方もあるし、調べたら富山では「おんづろこんづろ」ですって。まぁ、とどのつまり、お飾りを燃やしてもらうありがたい儀式ってこってす。

昔はこの風習を知らなくて、お飾りを取り外したあとゴミ袋に入れるわけにもいかず始末に困ってたんですが、多摩川のどんど焼きを見つけてここ何年か持っていってます。最近は火は危ないという事でやらなくなったり、高さを低くする所が多いらしいんですが、そこはだだっ広い多摩川。デカいです。高いです。
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燃やす前は今日は風がないなっと思ってましたが浅はか。さすが河川敷。
火を点けたらあっと言う間。煙が渦巻いたかと思ったら、ものすごい勢いで火の手が上がり東風に乗って西側に一気に燃え広がります。
「おぉ〜」という歓声が上がったのも数秒、「危ない!危ない!」「下がって下がってぇ〜!」と切羽詰まった声に変わりました。
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西側が正面ということもあり、火の向かう方向が一番の密集地。スゴイ勢いで火の手が迫ります。どんどタワーの前に作られた竹の鳥居も跡形もなく燃えてなくなり、西側にいた百人あまりが一斉に後ずさりして走り出しました。こちらは南側に陣取ってたので大丈夫でしたが、火がまわる間はわずか二三分。大火事の怖さがわかるには十分すぎる時間でした。前述の富山の「おんづろこんづろ」は燃え上がる炎が鶴の飛び立つ姿に見え、それを「おおづる、こづる」と呼んだのがなまって「おんづろこんづろ」になったようですが、そんな余裕はなかったなぁ。

ここまで焼けました。
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