2016年01月08日

シェイクスピアポスター大集結

子供のためのシェイクスピアを製作する華のん企画さんから連絡があったのは一昨年の事。ちーとも知りませんが、有名なアメリカのデザイナーのミルコ某という人が世界中のシェイクスピアのポスターを集めた本を出版しようと考えていて、ついては日本の中では子供シェイのポスターが気に入ったので掲載したい。
そんな話でした。世界の1100枚の中に入れるわけですから嬉しい話です。
どの作品がいいんでしょう?と聞いたところ、全部送ってほしいと言われたのでデータをアメリカに送りました。それ以来すっかり忘れてたんですが、去年の秋に出来上がったという連絡を受け、暮れに本が届きました。

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ハムレットならハムレットばかりという風に各演目ごとにまとまっていてとても見やすいです。こちらの作品は1ページまるまるドーンと掲載というのはなかったんですが、2004年から2013年までの全作品を載せていただきました。日本のポスターはほとんど載っていないので嬉しいですね。
ありがたいこってす。100%ORANGEさんの絵の力ですね。
さて、今年の子供シェイは『オセロー』です。さっそく本のオセローページーをチェック。アイデア真似ないで、より良いものにしなくては…う〜んハードル上がったかも…
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2015年12月28日

ふたたびは進化する

2015年の仕事を振り返るとお芝居では再演のものが多く、どれも進化してました。
無名塾「バリモア」は稽古場で。80歳を越えた後の1年後です。なんとか無事にくらいに思っていましたが、なんのなんの現状維持どころか、笑っちゃうぐらいスゴかったです。どうとでも観てくれという怖さがありました。
加藤健一事務所は「バカのカベ」も再演ですが、進化という点では「滝沢家の内乱」。嫁のお路の成長譚という色合いがハッキリとわかるようになってました。忍さんの演技も良かったのですが、瀬さんを引き継いだ加藤さんの演出力が光った秀作です。
子供のためのシェイクスピアは「ロミオとジュリエット」。第一回作品の再演ですが、第一回は加納さんが演出されたようなんで初演としてもいいかもしれません。パリスと最後の部分の演出が山崎流の表現で面白かったです。若松力さんは子供にはなくてはならない存在になりました。来年は「オセロー」、これも再演。とても楽しみです。
小宮孝泰さんのひとり芝居「線路は続くよどこまでも」は再々々々々演くらいらしいですが、今回新しいキャラクターがひとつ加わってたようです。さらなる進化を目ざす鄭さんも小宮さんもステキです。本当に素晴らしい作品、もっともっとたくさんの人に観ていただき、もっともっと認められてほしいです。
今年初めて関わらせていただいたF/Tの中の「ブルーシート」。これは再演といっても、震災当時福島の高校生だった出演者が演じた作品で、彼らの現在の姿も反映されている作品です。なので厳密に言うと同じものではありません。観客も同じ時間を歩んでいるので時とともに感じ方も違ってきています。観客ひとりひとりに大きな宿題を持ち帰らせた優れた作品でした。飴屋さんを知ることが出来たのもF/Tに関わった収穫でした。

それから、大きな演劇イベントに関わることはほとんどないんですが、20年以上前に規模は小さいんですが「TOKYO演劇フェア」というのをやってた事がありました。93年は三茶でお世話になっているシェリーさん。これが彼と最初の仕事です。その前の年、92年はラフで象を出して通ったもんだから長野まで行ってサーカスの象を撮影しました。「いま日本にいる象の中で一番大きいです」とか言われてる中、カメラマンのアシスタントがビクビクしながら象の目の下で露出計っていました。昔の自分の作品を見るとダメな部分ももちろん多いんですが、無謀な強さもあります。今、象を撮るために長野に行けるか。これが来年の自問自答。話はずれましたが、自分が進化するためには やや無謀 な事が必要だなと考えてます。

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2015年11月05日

20世紀初頭の演劇と無名塾

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おれ天パンフ

「おれたちは天使じゃない」の設定はいまから105年前の1910年です。
この年は、1900年のパリ万博から10年経ち、ヨーロッパはベルエポック真っ盛り。フランスの田舎で「炎の人」のゴッホが亡くなって20年が経ち、ロートレックやゴーギャンもすでに鬼籍に入られましたが、彼らがもし生きていたとしたら60歳前後。なのでパリに捕まる前のジョゼフ(仲代さんの役名)とゴッホが一緒にいても不思議じゃないことになります。同じ年くらいかもしれません。ジョゼフならゴッホの絵をなんなく売りさばいていたことでしょう。
スウェーデンの劇作家イプセンは1906年に亡くなっているので、「おれ天」の1910年よりちょっとだけ前の世代。「ソルネス」を1892年、「小さいエイヨルフ」を1894年、「ジョン・ガブリエル・ボルクマン」を1896年に書き上げています。そこへいくと「授業」のイヨネスコなんて前年の1909年に生まれたばかりの1歳。フランスが前衛に染まっていくのはまだまだ先、やっとアールヌーボーに入ったあたりです。「セールスマンの死」のアーサー・ミラーはイヨネスコよりさらに下で生まれる5年前、まだ商品を売り歩くより、店を構えていればよい時代でした…パリでもカイエンヌでも。
ぴったりの1910年ってことなら日本に縁のいい方がいらっしゃいました。黒澤明監督です。この年に生まれました。
1910年は明治43年になります。
同じ年、イギリスでは「ホブソンズ・チョイス」のウィリアムとマギーが引き継いだ靴屋を繁盛させていて、アメリカでスターと聞けば誰もが「バリモア」の名を上げているでしょう。1910年の彼は前途洋々とした28歳。酒浸りでもなく、無名の女優キャサリン・ハリスと最初の結婚をしたばかりです。

日本の演劇界に目を移すと小山内薫が、1902年にロシアのゴーリキーによって書かれた「どん底」をモスクワ芸術座で観劇していました。
1900年に書かれたチェホフの「三人姉妹」に100年後200年後の未来の人々の生活について希望や不安をのべる場面が出てきますが、100年前の活気に満ちた20世紀初頭を無名塾のお芝居と巡るのも面白いのです。
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2015年11月02日

陸から北陸

3時からの「おれたちは天使じゃない」のゲネプロを観るのに東京駅10時半の新幹線で間に合っちゃう。ほぼ4時間で能登中島まで着けるなんて!北陸新幹線が出来て便利になりました。ほんと能登空港(のと里山空港)が出来る前は陸の孤島でした。その時は空港できてすっごく早くなり喜んでましたが、やっぱり飛行機って面倒くさい。羽田の能登便なんか空港の中でも最果ての果ての果てってくらいの場所ですし…こりゃあ危うし空…
(って行きは思ってましたが、帰りも新幹線にしたらつなぎは悪いし鈍行の新幹線しかなかったりで疲れました。行きは早くいける新幹線で行って、帰りは空港まで送ってもらって飛行機がベストかな。)
さて、なぜゲネプロ観に能登まで行くかって言うと、無名塾のパンフレットは途中で舞台写真入りに替えるからです。長くやる公演でないとこんなことは出来ません。再演でもない限り今観た芝居の写真が載ってるなんてないですからね。で、写真をレイアウトするにあたって本番をちゃんと観とかないとってことなんです。そこでカメラマンにお願いもできますし。

東京から北陸新幹線で金沢まで。北陸新幹線は“かがやき号” なんと言っても、停まるのが大宮の次が長野というのにビックリ。副都心線で新宿三丁目の次が池袋になった時に近い驚きがあります。座席間は広いし居心地良いですね。
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周りにいるグループが気になりました。なんか芝居の匂いがする。旅公演の役者移動じゃないかと勝手に思う。女の子マスクしてるし…面識ないけど一番年長の人が鴨川てんしさんじゃないかしら。一行は長野で降りる。長野なのか松本か…頑張ってください。妙に親近感。

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金沢からサンダーバードで和倉温泉まで。13号です。これが2とか3だったらワクワクしますね。1は人気薄っ。1はただのロケットにしか見えん。しかしサンダーバードに乗るって書くだけで昭和の人間は得した気分です。
和倉温泉からは、のと鉄道で能登中島まで。そこから能登演劇堂までは歩きかタクシー。能登演劇堂は図書館と隣接してるのにバスもないんです。車社会なのと採算が合わないせいなのでしょうか。バンみたいなのでいいからバスほしいなぁ。
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それと、のと鉄道が痛電になっててビックリしました。外装だけなら驚かないけどアナウンスがアニメキャラの芝居入り。苦手なんでちょっと勘弁でしたわ。 け し き と あ わ ん 。土日はアニヲタが集結するそうです。

劇場行ったらわれらが3011番が勲章を、一番良い勲章をいただいていてビックリ。
「おれたちは夢じゃない」かと思いました。(おれたちのたちは誰?)いやいや、とっくにもらっててもいいでしょう。
おめでとうございます!
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肝心のお芝居もとってもあったかく良いお芝居になってます。ぜひ!
タグ:無名塾
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2015年10月23日

熊さんとチラシ

みんなに愛されてた熊さんがいなくなってしまいました。

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熊さんをこれまでに三回撮影して、三枚チラシを作りました。その撮影写真です。すべてエコー劇場の舞台上。2002年の『サンシャインボーイズ』は上手のそで前、2009年の『お手を拝借』は下手のそで、そして『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』は舞台センター。どれも予算がなくてしかたなく…とかではなくアイデアがあって舞台上になったもの。衣裳、稽古着、私服と着ているものも三様に分かれていて面白いですね。
お芝居の『サンシャインボーイズ』で思いだすのはお尻をチョンとのせて腰掛けるとこ、なんともカワイくって思いだし笑いしちゃいます。『お手を拝借』は最初の登場の客入れ挨拶が面白かった。注意を呼びかけるはずが「携帯電話なんかジャンジャンならしちゃってください」ってあの声で。騎士は幻になりました。
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また2010年の『日本人のへそ』は村田篤司さんにラフなタッチで似顔絵を描いていただきました。へその熊さんのたたみかけるように喋る膨大な台詞、スゴかったです。台本読んだ時、これはテープかな?と勝手に予想してたんですが生でした。失礼でした。

振り返ってみると、チラシに何か注文つけられたこともなかったです。ですが、こちらはいつも反応を気にしてました。エコーのチラシをやるようになって14年。一度くらい聞いとけばよかったな。
熊さん、どこを遍歴してるのでしょうか? とても良いお芝居になってますよ。ありがとうございました。
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2015年09月11日

10月は舞台イベント三昧…いや七味

やっと東京は晴れました。台風一過の秋晴れかと思ったら夕方にまた雨。異常気象なんでしょうか?水害に遭われた方々が無事で安心して暮らせる日が早くくるよう願ってます。
仕事の方は忙しくしてます。今年はありがたいことに10月に上演する舞台やイベントがメジロ押し。なので八と九は大忙しなんです。しかし、メジロ押しっては見たことがない。だいたい二羽、多くて三羽で動いてるんじゃないのかな。寒い時期にカタマッているんだろうか?ムクドリ押しならありますが…。
それました、戻します。関わっているメジロ押しの10月なんですが、ダブってる期日もあります。厳密に言えば、競合同士の広告を制作してることになりますが、それぞれの成功を願い、両方に行ってくださいと切に思っているのでお許しくだされ。

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10月8〜11日 加藤忍一人芝居「花いちもんめ」
加藤健一:演出 出演:加藤忍 下北沢駅前劇場

10月10・11日「たまがわストリートアート」&「ふたこ座」
今最も旬な蔦屋家電もある二子玉川ライズ周辺で行われるイベント。
マーケットやワイナリービレッジとの同時開催です。

10月16〜28日 テアトル・エコー「諸国を遍歴する二人の騎士の物語」
作:別役 実 演出:永井寛考 恵比寿・エコー劇場

10月17・18日「三茶de大道芸」
おなじみ三茶の大道芸。街とイベントが本当にいい感じに練れてます。

10月28日〜11月1日小宮孝泰ひとり芝居
「線路は続くよどこまでも」作・演出:鄭義信 出演:小宮孝泰
感動の舞台が帰ってきます。下北沢楽園

10月31日〜12月6日 フェスティバル/トーキョー15
SPAC、岡田利規、飴屋法水はじめ海外のアート系演劇の祭典。
東京芸術劇場等

10月31日〜2016年4月29日 無名塾
「おれたちは天使じゃない」演出:丹野郁弓 出演:仲代達矢ほか無名塾
初っぱなは能登、東京はさんで全国に…半年に及ぶ旅公演です。
写真は東京用チラシ
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2015年08月07日

ダンサーにもらった本

今年「別役実フェスティバル」ということで別役作品をあちこちでやっています。日本の不条理劇を確立した前衛演劇の先駆者。こういう企画に色んな劇団が参加するのっていいですね。わかりやすい演劇しか観てこなかった人にぜひ観てほしいです。自分もテアトル・エコーの『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』に関わることができました。

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自宅の本棚にも一冊、別役さんの脚本があります。一緒に写っている単行本は、仲代さんが小劇場に出た記念作、安部公房の『愛の眼鏡は色ガラス』や井上ひさしの名作『天保十二年のシェイクスピア』などなど12冊。
これらはもう30年くらい前になりますが、まとめて頂いたものなのです。そのころはまだお芝居をやっていました。ある日、ダンスを習ってる友達から、ダンスの先生が芝居の本をもらってくれる人を探しているんだけど市川くんどう?と言われ、あまり考えず、もらえるものならと取りに行ったんです。
本の持ち主は菅原鷹志さんでした。
「いや〜オレも演劇青年だったんだけどダンスの方にいっちゃって、もういいからさ〜…なんか、読んで活用してくれる若い人にあげたいんだよね」
見ると単行本が並んでいました。菅原さんが興味があったジャンルがわかります。従来の演劇のスタイルを壊した戯曲の数々。
菅原というハンコが押してあるものもあります。
「…こんなにですか?」「いいよ、持てる?」「ハイ、大丈夫です」
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菅原さんとはそれ以来会っていません。本を活用するどころか早々に芝居の現場から離れました。また酷いことに、前衛に属する脚本は読みにくいこともあり未だ読んでいないものもあります。ただ何度引っ越しても、いつもまとめてずっと本棚にありました。この手放さなかった本たちが、芝居の世界と切れずに繋いでいてくれた気もします。

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2015年06月30日

スクラップといえば植草甚一さん

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世田谷文学館で「植草甚一スクラップ・ブック」という展示を見てきました。
植草さんの活躍したのは1950年代から1970年代だと思うのですが、後にも先にも映画、ジャズ、アメリカの小説なんかの分野で植草さんを超える物知りオタクはいないんじゃないんでしょうか?その時代の色んなカルチャーが植草さんの頭の中でゴチャゴチャにコラージュされ、それをスクラップして排出しているイメージ。でもステキで計算されている。ものスゴい人です。時代が前なので本当のところよくは知らないんですけどね。

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植草さんをはじめて知ったのは中学生の頃。その後背伸びして、晶文社から発行された「植草甚一スクラップ・ブック」という月刊本を買っておりました。その本には毎号、手書きの日記が載っている小冊子がついていました。神田のどこそこで本を十冊買っただの、締め切り飛ばして散歩してまた本を十冊買って重かっただの、他愛もないことがなんとも味のある文字でダラダラ書かれてるだけなんですが、それがとにかく面白かった。
本の方はというと、なにしろ植草さんの知識が豊富すぎて1ページの中に知らない映画や俳優や本なんかの話がわんさか出てくる。ひとつふたつなら飛ばすんですが、知らないの多いんで気になっちゃってなかなか読み進められない。面白そうな方向を示してくれてるのにこちらが無知というかレベルが違いすぎて共感するとこまでいかなかったんです。ちょっと子どもすぎました。それでいつか再読したいと思ってました。登場する映画を観、引用された作家の本をかじって、準備して植草さんの住む丘に登りたいと…ですが、たいして観ず読まずで何十年。

植草さんの集めたスクラップ素材  スクラップしていた机のイメージ
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今回わかりましたがそんなことは到底無理。自分には転がって落ちてきた石ころを眺めるだけで十分だったのです。まぁでも、全部は無理でも少しは登場する映画や本を触れてみよう、と思った次第。で、
展示の方はというと、世田谷文学館の人達の植草愛は伝わりました。ですが日記がほとんどなんで展示物のひとつひとつが小さいのが難点。どーしたらいいのかな?今ひとつ植草さんの世界が伝わりにくかったです。カオスの極致みたいな面白さが欲しかった。もっとゴチャゴチャで汚くてもいいかも。

四万冊といわれる蔵書の中で埋もれる植草さんと
お気に入りのTシャツ姿の植草さん
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タグ:植草甚一
posted by gutter at 20:39| Comment(0) | 日記

2015年06月22日

KODAKからFUJIFILMへ

今度は久しぶりにデジカメを買ったお話。前に持ってたデジカメがKODAKでこんどのはFUJIFILM。なんだかフィルムメーカーに縁があるようです。
FUJIFILMがカメラを出していたことさえ知らなかったんですが、デザイナーの友達の事務所で見た彼愛用のFUJIのカメラがステキだったのですっかり虜に。それから量販店に行く度にFUJIを意識するようになり、とうとうX30を買いました。気に入ったのは見た目と持った感じ、けっこうズッシリきます。このあたりのランクの機種ってどこもアナログ回帰のデザインばかり、その中で一番好みでした。上位機種の100Tも魅力的だったんですが、自分の力量と使いやすさで選びました。
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撮ってみると色々と気になる部分が出てきます。シャッター音はいただけないし、パキパキした色調は慣れるのに時間がかかりそう。F2.0(広角)~F2.8(望遠)は明るい、レンズが明るいってだけでモチベーション上がります。あとスーパーマクロの1cmは驚き。ほとんどくっついてる。お米に書いた文字とか撮ってみたいですわ。撮らないけど。それからそれから、へんてこなフィルターがいっぱいついてます。聞くと最近のデジカメはみんな付いてるそうです。みんな簡単に出来ちゃったら使えないですね。
パートカラー        トイカメラ
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ぼかしコントロール(右がそう)
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こんなのあると深度とか気にしなくなりますわ。まぁちゃんとレンズでぼかした方がキレイですけどね

とりあえず散歩のお供ができました。
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2015年06月21日

ゲオからツタヤへ

近所のゲオが無くなってしまい仕方なく遠くのツタヤに行っています。ゲオで1週間50円のこともあった準新作を390円で借りなくてはならない。390円はないだろうと思っていると4本なら1000円になるという罠に引っかかってついつい沢山借りてしまう。見逃している映画も多いのでここぞとばかり色々観てます、その中から…
「インサイド・ルーウィン・ディヴィス」
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なにはなくともコーエン兄弟は観ちゃうんですが、今ひとつでした。猫がでていたからなんとか最後まで持った映画。途中で猫が変わってる事発見しながら観ました。猫侍と同じですな。だいたい猫侍でも籠に入れて運ぶよ。飼い猫でもないのにただ手で持って運ぶ事自体が不自然。「ハリーとトント」と絵面がそっくりですが、あのぐらいの仲になっても移動中はひも付き。音楽がらみの作品でいうなら「オー・ブラザー」の方がずっと良かったし、ミュージシャンの映画ならドキュメンタリーですが「シュガーマン」には遠く及ばない。期待が大きかったからガッカリも大きい。だけどコーエン兄弟作品は次もまた観ますね。
「ジャージーボーイズ」
まずウッディ・アレン調の客に語りかけるのがイヤ。あれで冷めました。ほんで前半が退屈。正直クリントイーストウッド作品でカタルシスを感じたことがないんで彼とは馬が合わない。曲だけ。監督の演出と波長が合わない。ほぼ同じ構造の「キャデラックレコード」の方が面白かったかも。ただ舞台はすごく面白そう。生であの展開であの曲なら間違いないでしょう。
「そして父になる」
是枝監督という事である程度わかっていたけど、想像こえる巧さにうなりました。すごく面白かったです。観る前から子どもを間違えられる話と知ってても引き込まれる。一人一人の人間がちゃんと計算され訓練され描かれている。福山が出てるってことがちょっと遠ざけていたけど福山じゃなきゃダメだった。お見それしました。タレントがお芝居してるって印象が変わりました。ガリレオとかもうやんない方がいいんじゃないかな。またリリー・フランキーのいいこと。10年くらい前まで自分の中では安斎肇に似た感じのイラストレーターって認識でしたが、頭と勘のすごくいい人なんでしょうね。彼を観てると役者の訓練って何なんだろうって考えちゃいます。好きなものがいっぱいあること、役を面白がってリラックスして集中すること、なのかな。自意識も高いんでしょうしどっかで屈折もしてるんでしょうが、それも含めて役者に必要な部分が備わっている。ぐるりの時は絵が描けるからなんだと思ったけど、今回電気屋さんに見える。感服。あと四人の大人の中で、結婚し子どもがいるのは真木さんだけ。だからなのか子どもとふれあう時の強さと優しさがステキでした。彼女の作品の中でも一番良かったです。
2013年のキネ旬1位は「ペコロスの母に会いに行く」。「舟を編む」が2位で「そして父になる」が6位ですが、ペコロスはつまらなかった。圏外。なら「そして父になる」と「舟を編む」でどちらかというと完成度や巧さでは「そして」なんだけど作品の力は「舟」。自分が選ぶなら1位「舟」で2位「そして」ですね。
「そこのみにて光輝く」
そこへ行くと、この映画が2014年度のキネ旬1位ということなんですがあんまり面白くなかった。去年は不作だっのかと思ってしまう。ダメじゃないけど、生々しく密に表現されてるだけでストーリーや展開に新しさはない。長いしある意味予定調和。おそらく30年くらい前に書かれていると思いますが、今観ると時代の焦点が微妙にずれててなんだかしっくりこない。「海炭市叙景」の方がずっと面白かったです。ただ弟役の菅田将暉、彼にはビックリしました。よく調べたら舞台もよくやってる役者さんのようですがスゴく良かったです。こんなにいいと思った若い人は最近ないかも。観終わってすぐ誰なのかパソコン立ち上げて調べました。主役の二人も高橋和也もいいけど、あの弟の役はそうそうできないなって思いますね。これから日本を代表する役者さんになるような気がします。
posted by gutter at 13:43| Comment(0) | 映画